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J1首位浮上の広島で芽生えた自覚、GK大迫敬介「A代表でもGKチームを引っ張っていければ」

ゲキサカ / 2024年9月5日 0時11分

GK大迫敬介

 クラブでの好調を保ち、北中米ワールドカップのアジア最終予選に臨む。日本代表GK大迫敬介は直近のリーグ戦でサンフレッチェ広島の守護神として首位浮上に貢献。4日の中国代表戦前日練習を終え、「自チームでの自分の立場や立ち振る舞いはこの代表でも生きる。そういったところも、この代表に入っても変わらずやり続ければ」と意気込みを語った。

 今夏、J1リーグで勢いに乗ったのは広島だった。30年ぶりリーグ6連勝を果たし、8月31日のJ1第29節・FC東京戦(○3-2)の白星でクラブ新記録の7連勝。FC町田ゼルビアに勝ち点で追い付き、得失点差で第3節以来となる首位に立った

 そのまま代表ウィークに入った大迫は好調さをアピール。「すごくいいですね。コンディションもいいですし。自チームでずっと連勝して、いい勢いでこの代表活動に入ってこれた。自信を持って入れている」と胸を張った。

 GKチームは東京オリンピックで名を連ねた3人だ。大迫は「それぞれがリスペクトしながら、刺激を試合ながら、すごくいい関係が出せている」と強調。「また明日誰が出るかわからないが、出た選手をしっかりサポートしながら、逆に出る選手はしっかりと自分のパフォーマンスを出す。そういった関係が築けている」。鉄板の正守護神が定まらないなか、3人は切磋琢磨を続けている。

 GKチーム3人はベテラン、中堅、若手が揃うことが多いが、東京五輪GKチームでもあった1999年生まれの大迫、00年生まれのGK谷晃生、02年生まれのGK鈴木彩艶は年齢も近い。そのなかで誰がリーダーシップを取るのか。大迫は自ら手を挙げる。

「(年齢は)大きく変わらないが、自チームでチームを引っ張る立場になってきている。そういったところで、このA代表でもGKチームを引っ張っていければ」

 過去2度にわたり初戦で黒星を喫しているアジア最終予選で、大迫も警戒を強める。対する中国の強みは高身長の選手たちによる空中戦だ。セットプレーにも警戒が必要な中で、守護神は自らの役割を「原点として失点をしないところ」と説く。「チャンスも多くあると思うが、その裏で少ないピンチを確実に防ぐことで、相手に流れを渡さないことがひとつ鍵になる」。J1首位に立つ守護神が、頑強な壁を築くつもりだ。

(取材・文 石川祐介)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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