1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

3バックの行く末は?新布陣で輝く久保建英の見解「僕の勝手な予想になってしまうけど…」

ゲキサカ / 2024年9月8日 3時42分

MF久保建英(ソシエダ)

 酷暑の中東アウェーにも不安はなさそうだ。日本代表MF久保建英(ソシエダ)が7日、バーレーンでの初回練習後に報道陣の取材に対応。現地は午後6時の練習開始時でも気温約35度、湿度約70%と厳しい蒸し暑さが残る中でのトレーニングとなったが、「どこも中東に行くと同じような気候なので、初めてだなという感覚はない。いつもとやることは変わらないかなと思います」と冷静に語った。

 久保は5日の北中米W杯アジア最終予選初戦・中国戦(◯7-0)に3-4-2-1の右シャドーで先発出場。右サイドを目まぐるしく動き回って攻撃の起点を担った他、終了間際にチームの7点目を決めるなど、1ゴール2アシストの大活躍で最終予選のスタートを切った。

 久保は今月1日にラ・リーガ第4節のヘタフェ戦でも60分間プレーしていたため、連戦が続いている状況。それでもA代表では昨年9月のトルコ戦(◯4-2)以来となるフル出場に「代表で久々に全部出たので変な違和感みたいなものはありますね」と冗談めかしつつ、「ここから中4日もある。僕としては中4日もいらないけど、4日あるならあるで良い準備ができるんじゃないかなと思う」と10日のバーレーン戦に向けて余裕を見せた。

 そんな久保は6月シリーズから導入された3-4-2-1の新システムのもと、右シャドーが主戦場となっている。所属先のソシエダでは4-3-3の布陣で大外に張ってプレーしている時間帯が大半だが、中国戦では右の大外だけでなく、中央のスペースを行き来する場面も多く、自身が“本職”と見据えるトップ下の趣向も交えながら流動的なポジショニングを行っている印象がある。

 そうした現状については久保自身も「いまのソシエダと比べてこの前のスリー(3バック)の攻撃には厚みがあるなと感じるし、僕が張っていてもいいけど、中も入れて、外に張ってといろんなところで自由を与えてもらったほうが僕としてはやりやすいというのがある」と手応えを感じているようだ。

 また「インサイドハーフと、ウイングバックが縦に上がった時のシャドーだと、シャドーのほうが前に行きやすい。そういった意味で4-3-3だと3枚で完結しがちな攻撃が5枚でできている。プラスボランチの2枚も上がってきたら6枚、7枚で攻撃できるので、そういった意味で厚みがあると思う」とチーム全体の攻撃にも好感触を口にした。

 6月シリーズからの3試合を通じ、17得点0失点と華々しい成果を挙げている3-4-2-1の新布陣。現状では「オプション」という見方もあるが、久保は北中米W杯に向かって自身の“予想”を次のように語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください