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FW中田先制ヘッド&MF櫻井の鮮やかFK弾!!阪南大が明治大を下して総理大臣杯12年ぶりベスト4へ

ゲキサカ / 2024年9月9日 20時56分

阪南大が明治大を下した

[9.9 総理大臣杯準々決勝 明治大0-2阪南大 いわぎんB]

 総理大臣杯の準々決勝で阪南大(関西6)が明治大(関東1)を2-0で下し、優勝した2012年大会以来となるベスト4に勝ち上がった。12日の準決勝では東京国際大と対戦する。

 立ち上がりから勢いよく攻めたのは阪南大だった。開始直後にFW金本毅騎(2年=C大阪U-18)が迎えた決定機は決めることができなかったが、前半8分、エリア内右で縦に突破したMF三好麟大(4年=流通経済大柏高)のクロスをFW中田有祐(2年=仙台ユース)が頭で合わせて先制する。

 また阪南大は守っても高い集中力をみせる。終盤に明大の猛攻に遭うが、前半43分にMF林晴己(3年=高川高)に許したシュートはGK市川泰壱(4年=藤枝明誠高)が好セーブで弾き出す。同45分にはFW中村草太(4年=前橋育英高/広島内定)のクロスからFW真鍋隼虎(3年=名古屋U-18)に許したシュートも、DF渡邉吏海(4年=岡山U-18)がライン上でかき出して、難を逃れた。

 すると1点リードで迎えた後半12分だった。阪南大はゴール正面のFKを獲得すると、MF櫻井文陽(3年=阪南大高)が狙いすました右足弾を蹴る。鮮やかな放物線を描いたシュートがゴール右隅に突き刺さり、点差は2点に広がった。

 たまらず明大はDF多久島良紀(2年=青森山田高)とFW近野伸大(1年=柏U-18)を投入してシステムを3バックに変更。リズムに変化を与えて、攻撃意識を高めていく。しかし主将DF野瀬翔也(4年=東邦高)やGK市川を中心とした阪南大の固い守りをこじ開けることができない。結局90分を守り切られてしまい、ベスト8での敗退が決まった。
●第48回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集

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