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[MOM4822]桐光学園FW井上京哉(1年)_先発起用に応えた185cmFW、「関東ROOKIE LEAGUE U-16」入れ替え戦で躍動

ゲキサカ / 2024年9月9日 17時1分

後半37分、桐光学園高FW井上京哉(1年=FC東京U-15むさし出身)が貴重な追加点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.8 関東ROOKIE LEAGUE U-16 A・Bリーグ入れ替え戦 鹿島学園高 1-4 桐光学園高 時之栖裾野G]

「関東ROOKIE LEAGUE U-16」Bリーグは主に交代出場で、出場時間もなかなか増やすことができていなかったという。それでも、FW井上京哉(1年=FC東京U-15むさし出身)は前日の昌平高(埼玉)戦で交代出場から劇的な決勝点を決め、この日はAリーグ・Bリーグ入れ替え戦で先発出場を果たした。そして、前線で健闘し、2-1の後半37分に貴重な追加点。桐光学園高(神奈川)のAリーグ昇格に大きく貢献した。

 井上は最前線でボールを収め、空中戦の強さを発揮。水準レベルのスピードも備え、裏抜けのチャンスも伺っていた。そして、「シュートは得意です」というFWはスムーズなターンから左足シュートも。後半にできることの多さを示すと、MF萩原慶の折り返しから右足でゴールを決めた。

「あいつ(萩原)はやっぱあそこ突破して絶対折り返してくれるんで。もう信じて走って待っていました」と井上。そして、「やっぱ2試合連続で取ったら結構、自信になります」と手応えを口にしていた。

 出場時間は決して多くなかったものの、「関東ROOKIE LEAGUE U-16」Bリーグで5得点をマークし、入れ替え戦でも活躍。大型FWの台頭はまだまだこれからだ。「(普段、)今はCチームで、全然Bチームに関われたりしていないんで、まずは(Bチームの)K1(神奈川県1部リーグ)に出れるように、頑張りたいと思います。これから、もっと点決めて、キープして、試合に出れるようにしたいです」と意気込む。

 チャンスを勝ち取り、公式戦を経験しながら成長を継続。そして、桐光学園OBの日本代表FW小川航基(NECナイメヘン)や、ポストプレーが目標の日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)のようなFWになる。

(取材・文 吉田太郎)

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