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オーストラリア撃破のバーレーンを警戒する遠藤航「したたかに最後、点を取りに行った」

ゲキサカ / 2024年9月9日 23時45分

公式会見に出席するMF遠藤航

 日本代表MF遠藤航(リバプール)が10日のW杯アジア最終予選・バーレーン戦に向けた公式会見に出席し、「暑さ対策など、いい準備はできたと思う。明日は100%、チームとして勝つためにプレーしたい」と勝利を誓った。

 5日の最終予選初戦となった中国戦はCKから遠藤のヘディングシュートで先制し、7-0というゴールラッシュの口火を切った。「世界的に見ても、セットプレーの重要性はみんなが理解して、どの国も準備している。中国戦は日本が上回れた結果、得点を奪えたと思う」と振り返り、自身が得点を奪ったことには「それほど背は高くないが、(相手の)高い選手が(日本の)高い選手に付く分、自分が優位になる」と指摘。「そういう駆け引き、入るタイミング、空間認知能力は、個人的なことを言うとセットプレーで中に入る能力があると思っている。そこはストロングポイントとして生かしていければ」と、今後も得点源となるつもりだ。

 バーレーンメディアからは「中国戦は7-0で勝ったが、明日の試合もさらに攻撃的なサッカーをするのか」という質問が出た。遠藤は「それが日本の目指すサッカー。対アジアだけでなく、世界でも攻撃的なサッカーをしたいというのは、前回のW杯のあとから目指している」と応じ、「そのスタイルは変えずに明日も出していきたい。バーレーンがどう出てくるか分からないが、お互いに攻撃的なサッカーを目指すならエクサイティングな試合になると思うし、日本はアウェーの中で勝利を目指したい」と意気込んだ。

 バーレーンも5日の初戦でオーストラリアをアウェーで破る金星発進を果たした。ともに連勝を目指すチーム同士の対戦。オーストラリア対バーレーンの試合について、「90分は見ていないので何とも言えないが、オーストラリアに退場者が出て、その中でバーレーンはしたたかに最後、点を取りに行くところをやったのかなと思う」と推察した遠藤は「ポゼッション率はオーストラリアが上回っていたが、我慢強く戦って僅差で勝つのを目指すというのは明日も予想できる。ホームでより攻撃的に来るのかというのはあるが、力のあるチームだし、難しい試合になると思う。その中でもしっかり勝利を目指したい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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