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2次予選は先発9人ずつ変更、最終予選は…? 森保監督「まずはアジアで勝っていくため」

ゲキサカ / 2024年9月9日 23時50分

森保一監督

 日本代表の森保一監督は9日、北中米ワールドカップアジア最終予選・バーレーン戦(10日・リファ)の前日会見に出席し、開幕2連勝に向けて「完全アウェーの難しい戦いになると思うが、我々が持っている力を最大限に出せるように勝利を目指して戦いたい」と意気込みを語った。

 バーレーン戦で注目が集まるのはメンバー起用の行方だ。森保監督は2試合連戦となった昨年11月と今年6月のW杯2次予選では、いずれも初戦から第2戦に向けて9人ずつの先発メンバー変更を実施。最終予選でも大規模なターンオーバーを継続するかが大きな争点となっている。

 それでも森保監督は会見で「勝つために、そして我々のチームのレベルアップのために選手起用、戦術の幅を広げながら戦っていくことは可能な限りこれからもやっていきたいと思っている」と長期的な展望を口にしつつも、起用法は明言せず。「これからトレーニングを見て、チームとしてどういう起用がベストなのかを考えて選手たちを送り出したい」と述べるにとどめた。

 またターンオーバーの可能性ついても「まずはアジアで勝っていくため、勝つ可能性、アジア予選を突破する可能性が高くなるようにトライしていきたい。ただ日本代表として選手層の幅を広げる、強化するところはやっていかないといけないので、そこにもできる限りトライしていきたい」と勝利と選手層拡大の両立を強調。中国戦(◯7-0)からの連戦起用の余地も残した。

 10日に対戦するバーレーンは最終予選初戦でオーストラリアに1-0の勝利を収めており、共に連勝のかかる一戦。日本は今年1月のアジア杯ラウンド16で対戦し、3-1で勝利しているものの、相手はアジア杯後に就任したドラガン・タライッチ監督のもとで大きくメンバーやシステムを変更しており、新たな対策を講じて戦う必要がありそうだ。

 森保監督は現地メディアからの「バーレーン代表はこのグループで何位に入るか」という質問に「何位に入るかは明確にお答えすることはできないところもあるが、初戦を見る限り、ストレートでこのグループを突破するだけの力がある」と返答するなど警戒は怠らず。オーストラリア戦を受けてのバーレーン対策について「我々がバーレーン戦に対して何か準備を変えたと言うことは特にない」と述べつつ、「というのもバーレーンは元々力があるチームだと思っている。アジア杯では勝たせてもらったが、力のあるチームが、新たな監督のもと、戦術的に攻撃も守備も強固な規律の中で戦えるところを見てきた。バーレーンに対するリスペクトや警戒は変わっていない」と意気込んだ。

 今回は9月の中東アウェーとあり、気温35度、湿度70%超という蒸し暑さへの適応も鍵となる。それでも森保監督は「第1戦で国内で戦った後、こちらにすぐ移動してきて、時差や気候の違い、特に暑さという部分では暑熱対策、暑熱順化という部分でコンディション的にしっかり上げていかないといけないところを選手たちが非常に高い意識を持って、試合に向けてコンディションを上げるため、いい準備をしてくれた」と太鼓判。共に出席したMF遠藤航(リバプール)も「暑さ対策の面でもいい準備ができたと思うので、明日はしっかりと100%チームとして勝つためにプレーしたい」と適応に自信を示した。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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