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シャドー?ウイングバック?メディアの予想スタメンを煙に巻く堂安律「記者さんが予想を当ててください」

ゲキサカ / 2024年9月10日 2時36分

日本代表MF堂安律

 6月シリーズから取り組む“攻撃的3バック”の新システムでキーマンとなる働きを見せている。日本代表MF堂安律(フライブルク)は6月6日のミャンマー戦(○5-0)に右シャドー、同11日のシリア戦(○5-0)に右ウイングバックで先発し、連続ゴール。今月5日のW杯アジア最終予選・中国戦(○7-0)は再び右ウイングバックに入り、得点こそなかったが、正確なクロスでMF三笘薫のヘディングシュートをアシストした。

「選手たちもこのシステムにはかなり手応えを感じている」と自信を見せる堂安だが、10日のバーレーン戦に向け、「まだ、たかが1試合なので。前の試合のことは忘れているし、泥臭く1-0でもいいと思っている。その気持ちは忘れずやりたい」と過信することはない。

 6月シリーズで3バックをテストしたとはいえ、最終予選の初戦は慣れ親しんだ4バックで臨むのではないかという予想もあったが、「そこは森保さんの腕というか、最終予選という緊張感がある中、しかも前回の初戦は負けている中、チャレンジできるのは森保さんが一番根性あるなと思うぐらい」と指揮官への信頼を口にする。背番号10は「それに選手も応えられるように、チームとしてパフォーマンスを発揮できた。選手としては“それでいくのか”というサプライズより、“確かにこっちのほうが良さそうだね”という感覚はあった」と強調した。

 バーレーン戦も3バック継続となりそうだが、堂安自身のポジションは右シャドーに変わる可能性もある。「どのポジションでも、その2つは自分はできる。どこかの記者さんが予想を当ててください」。メディアの予想スタメンが念頭にあったか、ジョークをまじえて笑いを誘った堂安は「それだけ自分たちの選手層は厚い。対戦相手も記者さんも絞れないぐらいの選手層の厚さになっていると思う」と、スタメンを探ろうとする報道陣を煙に巻いた。

(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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