[関東ROOKIE LEAGUE]U-16日本代表初選出で中国遠征を経験。「太陽」の名を持つCB 橋本ジュアがU-17W杯を目指して日大藤沢で成長、アピールを続ける
ゲキサカ / 2024年9月10日 10時59分
[9.7 関東ROOKIE LEAGUE U-16 Aリーグ第9節 山梨学院高 2-2 日大藤沢高 時之栖裾野G]
U-16日本代表に抜擢された1年生CBが、2025年のU-17ワールドカップ出場を目標に掲げた。日大藤沢高(神奈川)のDF橋本ジュア(1年=PARAVRAFC出身)は今年8月、U-16日本代表に初選出され、中国遠征に参加。いずれもセンターバック(CB)として、ウズベキスタン戦とベトナム戦に先発出場した。
「通用したところは、代表で空中戦だったり、地上戦の球際のデータが出たんですけど、その中で地上戦の勝率は70%ちょっとぐらいあって、そこは通用してたのかなって思います」と振り返る。
長身を活かした空中戦や縦パスへのアタック、対人守備には自信を持っている。また初速を意識し、素早く、的確なポジションを取ることにも取り組んできた。表現できたこともあった一方、U-16日本代表の活動でチームメートの身体の使い方や技術力、身体のぶつけ方などが「全然違った」と痛感。ビルドアップもより自信を持てるようにしなければならないと考えている。
U-16神奈川県選抜に名を連ねていた橋本は、「関東ROOKIE LEAGUE U-16」などでポテンシャルの大きさを表現。「正直、『何で俺が』とは思っちゃいました。自分とはまだ程遠いみたいな感じでした」という代表初選出だったが、同世代の才能たちとともにピッチ内外を過ごしたことで意識は明らかに変わった。
今年10月には、U17アジアカップ予選が行われ、来年にはU17アジアカップとU-17ワールドカップが控えている。橋本は「自分たちの代のワールドカップのピッチに立てるように。まずはこの高1、高2の期間で自分が成長して、ワールドカップの時期に自分が代表の選手としてピッチに立てるようにしたいです」。高校在学中から日の丸を背負い、世界と戦うことが大きな目標に。それを実現するためには、日大藤沢での一日一日が大事になる。
上のカテゴリーのチームにも関わっていることもあり、7日の「関東ROOKIE LEAGUE U-16」Aリーグ最終節(対山梨学院高)は1-1の後半30分過ぎから10分間ほどの出場。チームの空気感を変えて勝ち越し点に繋げた。だが、勝利目前の失点によって引き分け。U-16全国大会出場をかけたプレーオフ進出を果たすことはできなかった。1年生チームのリーグ戦は終了。今後は、選手層の厚い日大藤沢のAチームで出場時間を増やすことに挑戦する。
目標とする選手は日本代表CB冨安健洋(アーセナル)で、「守備のお手本」だという。Jリーグから羽ばたき、世界で戦う姿にも惹かれている。名前の「ジュア」は、「スワヒリ語で『太陽』って意味があります」。ナイジェリアと日本をルーツに持つ“太陽”が、U-17ワールドカップを目指して日大藤沢で成長、アピールを続ける。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新潟DF稲村らJ内定6人出場の東洋大、大阪体育大破って初のインカレ4強!!
ゲキサカ / 2024年12月22日 12時22分
-
大ブレイクの先輩と同じ大学3年6月に内定を発表…柏内定、東洋大DF山之内佑成「自分も隼翔くんを目標に」
ゲキサカ / 2024年12月21日 20時9分
-
ユース、トップ、代表でフル稼働した飛躍の1年も広島18歳FW井上愛簾「ベンチに入れず苦しい時期もあった」来季への覚悟示すU-19日本代表初ゴール!!
ゲキサカ / 2024年12月20日 17時26分
-
[MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16]総合力やタフさでライバルたちを凌駕。名門・前橋育英がFW立石の決勝点で尚志を下し、初のU-16日本一!
ゲキサカ / 2024年12月18日 13時39分
-
来年のU20アジア杯、そしてU-20W杯へ…メンバー入り狙う京都のU-20日本代表候補FW平賀大空「結果を出さないと残れない」
ゲキサカ / 2024年12月1日 9時58分
ランキング
-
1八村塁 豪快ダンク2発含む9得点&今季最多11Rで“ダブルダブル”級の躍動!レイカーズ3連勝
スポニチアネックス / 2024年12月22日 10時27分
-
2「久しぶりに感動して涙してくれた」鍵山優真が5歳から“師弟”関係の父に恩返しの初優勝!7度目出場で悲願
スポーツ報知 / 2024年12月22日 5時45分
-
3【全国高校駅伝】久保凛 2区で16人抜き区間賞!区間新ならずもチームは6位躍進
スポニチアネックス / 2024年12月22日 10時56分
-
4菅野、35歳で念願メジャー到達 「思いは僕の中でずっとあった」
共同通信 / 2024年12月17日 16時44分
-
5渋野日向子、女イチローとガチ対決に勝利 主催ソフトボール大会始球式で豪快投球「楽しいことが盛りだくさん」
THE ANSWER / 2024年12月22日 11時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください