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「ゼロで乗り切ったことが勝因」GK入江ら奮闘、筑波大が早稲田大の攻勢に苦しみながらも内野航太郎のゴールで3年ぶり4強入り

ゲキサカ / 2024年9月10日 22時40分

 この日は2回戦まで出場してきたGK佐藤瑠星(3年=大津高)が欠場し、代わりに入江がゴールマウスに立ったが、キャプテンの福井は「入江はチームの誰に聞いても一番練習をしていると答えるトレーニー。いつ出番が来ても良いように準備していた。瑠星が出られず苦しかったですが、やばいなというのは一切無かったです」とクリーンシート達成の入江を称えた。小井土監督も「入江は久々に公式戦に出ましたが、福井中心に落ち着きを与えてくれました」と福井ら守備陣のサポートも称えた。

「メンバーに入らなかった選手もいつ出ても良いという準備ができています」という小井土監督。長丁場で中1日、中2日という厳しい日程が続く中、総力戦で22年ぶりの優勝を目指す。

 敗れた早稲田大の兵藤慎剛監督は「前半で仕留め切れなかったのが全てです。筑波さんが思ったより来なくて最初から引いてきました。進入できた回数はあったので、そこでどれだけ仕留められるかでしたが、我慢強く大人のサッカーをされてしまいました」と、筑波大の手堅い守備を崩せなかったことを悔やんだ。「クオリティを出さなければいけない部分で、向こうの守備陣が堅くやってきました。あそこで剥がさないと上は見えてきません。個として一人でも点を取れる能力の向上、ユニットでの崩しの共有、パス、クロス、動き出しの質を追求していきたいです」と課題を述べた兵藤監督。敗れはしたが、アグレッシブに果敢に仕掛けていくサッカーを見せることができ、今後はさらなる攻撃の質の向上に期待したい。

(取材・文 小林健志)
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