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大津高でプレミアWEST9連勝、首位独走中。2年生CB村上慶はU-17日本代表でも“大津らしく”チャレンジし、「結果を残す」

ゲキサカ / 2024年9月12日 0時25分

CB村上慶(大津高)は初招集のU-17日本代表でもチャレンジし、「結果を残す」

 追加招集で、「めっちゃ嬉しかった」という年代別日本代表初選出だ。プレミアリーグWESTで現在9連勝、首位独走中の大津高(熊本)からU-17日本代表入り。期待の2年生ストッパーが、“大津らしく”戦い、結果を残す。

 CB村上慶は名門・大津で1年生から先発を経験。球際、特にゴール前の攻防で抜群の強さを発揮する。“やられた”と思われるようなシーンでも、抜群の危機察知能力の高さと反応の速さで身体を投げ出してシュートブロックを連発。幾度もチームを救ってきた。

 賢さ、サッカーセンスにも秀でた注目株は、初の代表活動でも自分の武器でチャレンジ。「自分の得意のプレーの予測する部分だったりを代表でも活かせたら。身体能力は絶対、世界の方が高いと思うんで、頭使って埋めながらやっていけたらいい」と意気込んでいる。

 大津の先輩MF嶋本悠大(3年)が、8月のSBSカップでU-18日本代表に初選出。存在感のある動きを見せた。自分も代表に近づいていると考えていたが、当初は「第26回国際ユースサッカーin新潟」のU-17日本代表リストに自分の名前がなく、代表から遠ざかった感覚に。それでも、合宿初日前日の9月9日に追加招集され、喜びと挑戦心を持って代表活動に臨んでいる。

「嬉しかったんですけど、そこで止まらずに、『代表で結果を残す』っていう思いでいます。あと、出発前に(大津高監督の)山城(朋大)先生に、『大津らしくやってこい』って言われたんで、大津の色を出して試合で結果を残せるようにしたい」

 合宿当初は緊張の色が見えていたが、「常連組っていうか、その人たちが、初代表組をうまく絡ませてくれて。それでちょっと馴染みやすかった」。その後押しも受け、ピッチでは前に出てチャレンジ。そのクレバーさと強さでボールを奪い取っているほか、対峙した選手の動きを止めてからボールを繋ぐ力も披露している。

「第26回国際ユースサッカーin新潟」は9月12日に開幕し、U-17日本代表はU-17ペルー代表、U-17新潟選抜、U-17アメリカ代表とそれぞれ対戦する。「試合では無失点ってところに絡んで、攻撃は起点作れるようにやっていきたい」。嬉しい初代表も満足せずに、結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)

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