[MOM4826]昌平MF田島鳳人(1年)_尊敬する先輩MFのように。ドリブル駆使したゲームメークと回収力で快勝へ導く
ゲキサカ / 2024年9月14日 16時36分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.14 NBチャンピオンシップU-16 予選リーグ 昌平高 7-0 神戸星城高 時之栖うさぎ島G]
3度目の「ニューバランスチャンピオンシップU-16」優勝を狙う昌平高(埼玉)が7-0で快勝発進。自慢の攻撃力を見せつけたが、その力を引き出していたのがMF田島鳳人(1年=FC LAVIDA出身)とMF山本脩藍(1年=FC LAVIDA出身)のダブルボランチだ。
ともにテクニカルなプレーヤーだが、この日は切り替えの速さと回収力が際立った。田島は、「今日の試合、初めからみんなで回収しようと。いい守備からセカンド拾って、いい攻撃に繋げるっていうのが自分たちの強みと狙いなんで、そこは今日回収できて良かった」と振り返る。
技巧派揃う昌平の日々のトレーニングで奪う力、判断力が向上。田島は奪い返しを連発しただけでなく、ドリブルを駆使したゲームメークでも存在感を放っていた。「簡単にはたけるところははたきながらも、ドリブルで1枚剥がせたらその分チャンスなんで、そこは狙ってやっています」。相手の重心を見ながらドリブルでDFを剥がして前進し、展開力も見せてゴールを演出。その姿は今夏、昌平をインターハイ初優勝へ導いたMF大谷湊斗主将(3年)と重なるものがある。
大谷はU-18日本代表に選出されている技巧派ボランチ。中盤中央からボールロストせずにボールを運び、チャンスの起点になる。インターハイ準決勝では2得点の活躍。加えて、守備センスの高さも持ち合わせている。
田島は「大谷湊斗選手は凄く尊敬しています。実際に試合とか応援しに行ったりして、ちょっと意識っていうか、尊敬しているんで、真似してみようかなと思っています」。まだまだ差があることは確か。本人は得点力を伸ばすことを掲げ、「今週のニューバランスカップでもシュート打って得点1点取りたいです」と誓った。
昨年のニューバランスカップU-16でMVPに輝いた飯塚高(福岡)MF保科剛(2年)はその後、U-16日本代表に選出され、Jクラブも注目する存在に。田島も「代表とかに関わっていきたいです」と意気込んでいる。
昌平の日野口廉コーチも「いい時は攻守において、こうやってキーポイントになれる」と認める実力の持ち主。プレーに波があることが課題だが、「向き合って毎日同じパフォーマンスできるようにしていきたいです」と語る田島が、好パフォーマンスを続けてチャンスを掴む。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[NBチャンピオンシップU-16]“優勝世代より上手い”昌平、6年ぶりVへ7-0発進
ゲキサカ / 2024年9月14日 16時11分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]Bリーグ得点王:昌平MF島田大雅「自分ももっと上目指してやっていきたい」
ゲキサカ / 2024年9月14日 8時0分
-
昌平の日本一が新たな刺激に。西武台DF谷口輝主将はより「前から」と厳しさを持って同県のライバル超えを目指す
ゲキサカ / 2024年8月30日 12時37分
-
主将、大黒柱としてインハイ初V。初選出で10番のMF大谷湊斗(昌平高)は結果を残してU-18日本代表でも輝く
ゲキサカ / 2024年8月24日 15時26分
-
U-18日本代表デビュー戦で存在感のある動き。MF嶋本悠大(大津高)は結果、引き出しの多さで「誰よりも」アピール狙う
ゲキサカ / 2024年8月23日 14時33分
ランキング
-
1馬瓜エブリン「静観しようかと思ってたんだけど…」日本バスケ協会技術委員長のパリ五輪総括を受け私見
スポニチアネックス / 2024年9月14日 15時47分
-
2“大谷ライバル”リンドーアが腰痛で負傷交代 走塁中に痛めたか…MVP争いに影響も
Full-Count / 2024年9月14日 10時1分
-
3大谷翔平、47号で歴史的快挙が目前に。“過去34年でわずか1例”の「レアな記録」の可能性も
日刊SPA! / 2024年9月13日 15時47分
-
4八百長疑惑の元韓国代表MF、水原FCとの契約打ち切り
AFPBB News / 2024年9月14日 10時16分
-
5広島がサヨナラ負けで今季ワースト6連敗 救援陣崩れ、ピンチで失策…9月は2勝10敗
スポニチアネックス / 2024年9月14日 17時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください