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鹿島の17歳FW徳田誉が大仕事!! 大一番で劇的同点J初ゴール、広島はパシエンシアが鮮烈デビュー弾も連勝7でストップ

ゲキサカ / 2024年9月14日 20時15分

 すると前半36分、広島が勝ち越しに成功した。左サイドでボールを持ったMF東俊希が左サイド裏へのパスを送り込むと、これに川辺が抜け出し、寄せてきたDF関川郁万の股を抜いてゴール前に打開。最後は鋭いグラウンダークロスを送り込み、反対サイドから飛び込んだ松本が押し込んだ。

 そのまま2-1の広島リードで迎えた後半開始時、鹿島は三竿を3バックの一角、柴崎をボランチに下げる3-4-2-1のオプション布陣に変更。その後はシステム上の噛み合わせもあって落ち着いた展開が続く中、広島は同12分、鮮烈なデビュー戦となったパシエンシアに代わってFWドウグラス・ヴィエイラを投入した。

 鹿島も後半14分、柴崎と師岡に代わってMF樋口雄太とMFターレス・ブレーネルを投入。同19分、ブレーネルが裏抜けからシュートを放ったが、試合を通じて再三FW鈴木優磨との熱いマッチアップを繰り広げていたDF荒木隼人にブロックされた。

 押し込みながら試合を進める鹿島は飲水タイム明けの後半30分、名古とDF安西幸輝に代わって17歳の徳田とMF藤井智也を投入。J1リーグ戦4試合目でこの日が最も早い投入となった徳田は直後、186cmの長身を活かしてクロスに飛び込み、さっそく惜しい見せ場を作った。

 すると後半37分、17歳が大仕事をやってのけた。鹿島は左サイドでブレーネルがタメを作って中に預け、鈴木がエリア内でうまくサポートしてつなぐと、徳田が佐々木を背負いながら右足シュート。GK大迫の手が届かないファーのコースに柔らかく流し込んだ。徳田はこれがJリーグ初ゴール。世代屈指のストライカーが優勝争いの大一番で貴重な同点弾を決めた。

 その後は鹿島が速攻から、広島がセットプレーからチャンスを迎えたが、両チームとも決定機を活かせないままタイムアップ。2-2のドローに終わった。他会場で2位のFC町田ゼルビアが勝利したため、広島は首位から陥落。鹿島は4試合勝ちなし(2分2敗)ながらもなんとか勝ち点をもぎ取った。

(取材・文 竹内達也)
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