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12年ぶり総理大臣杯優勝を目指す阪南大にJ2仙台所属OBたちも期待…MF工藤は弟が在学「優勝したら自分も嬉しい」

ゲキサカ / 2024年9月19日 21時1分

阪南大OBの松下佳貴

[9.14 J2第31節 仙台2-3藤枝 ユアスタ]

 “代理戦争”になっていた。15日に行われる大学サッカー夏の日本一を決める総理大臣杯の決勝で、阪南大と新潟医療福祉大が対戦するが、ベガルタ仙台には阪南大出身選手が現在4人(MF松下佳貴、DF真瀬拓海、MF工藤蒼生、DF高田椋汰)が在籍。新医大出身の2選手(FW矢村健、MFシマブク・カズヨシ)が在籍する藤枝MYFCを迎え撃った。

 阪南大は12年ぶり3回目の優勝を目指すことになる。前回優勝は2012年大会。DF飯尾竜太朗(現長崎)が主将を務めたチームで、関東リーグで絶対王者に君臨していた専修大を決勝で破って優勝を決めた。

 松下は当時、1年生で入学したばかりだった。「自分はスタンドで見ていたけど、それ以来ですよね」と懐かしそうに振り返ると、「(今年のチームは)明治を倒したり、その前も接戦を勝った。そういうギリギリのところで勝てるチームは強いと思う。素直に応援したいですね」と期待を語る。
大学時代のMF松下佳貴
 真瀬も後輩たちの活躍が何より嬉しい様子。試合の様子はYouTubeの配信でチェックしていると話すと、「自分がいたときは全くそういうところ(全国大会決勝)とは関係なかったけど、今でも阪南の結果は気にしている。こうやって全国の舞台で後輩たちが躍動している姿は刺激になるし、選手たちもこの先の人生のために頑張って貰いたい」とエールを送る。
大学時代のDF真瀬拓海
 2022年に卒業した工藤にとっては、一緒にプレーした選手もまだ残っている。また3年生部員で弟のMF工藤紫苑が在学。9日に準々決勝・明治大戦を行った会場には、高田と一緒に直接応援に駆け付ける姿があった。

 15日は練習試合が入っているために観戦には行けないというが、弟とは連絡を取って気持ちを託したという。同い年のチームメイト、オナイウ情滋の母校との対決ということもあり、「自分としても負けたくない。優勝してもらえたら自分も嬉しい」と笑みをこぼすと、今年はまだプロ内定選手が出ていないことで、「決勝を戦うことで後輩たちもプロから注目されると思う。チャンスだと思うので頑張ってほしい」とアピールを期待していた。
大学時代のMF工藤蒼生
 総理大臣杯決勝は岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアムで13時にキックオフする。

(取材・文 児玉幸洋)
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