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進化する静岡学園が残留争いに完勝、米子北はショックの大きい敗戦

ゲキサカ / 2024年9月15日 10時59分

 チーム全体も上り調子。川口監督は「チームの成熟度が上がり、選手が自分の特徴を出せるようになった。インターハイまでは、ミスが多く、カウンター攻撃を受け過ぎていた。今日は、サイドを割る場面も少なく、ロングスローなどのセットプレーを与える回数も少なかった」とチームの成長を認めた。

 一方、米子北の敗戦のショックは、大きかった。中村真吾監督は「うちの強みは右サイド。押し込めればと思ったけど……」とサイドの攻防を破られた一戦に肩を落とした。出だしは右で押し込んで左から得点という理想の形で先制に成功したが、持ち味を発揮する時間が短すぎた。運動能力のあるFW石飛五光(2年)や、負傷を抱える主力MF柴野惺(3年)を投入しても流れは変わらなかった。主将のFW鈴木颯人(3年)は「1点取って、少し守りに入って、自分たちで崩れて行ってしまった。たくさんの方が応援に来てくれたのに、申し訳ない。(ボールの)奪いどころがハッキリせず、無駄に走ってしまい、運動量を削られて、最後は走れなくなり、中で崩されるようになってしまった」と試合のペースを失ってから、どうすることもできなかった試合を悔やんだ。

 精度の高いボール保持によって攻撃の時間を増やし、守備が安定した静岡学園。持ち味を発揮できない流れをこらえられなかった米子北。リーグ戦の残留争いは続くが、冬の高校選手権に向けて両チームがどのような上積みをしてくるかも楽しみだ。

(取材・文 平野貴也)
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