桜のダイナモMF木實快斗(C大阪U-18)は、メッシ風味の味付けも光るハードワーカー。「体の大きい外国勢だからこそ自分から当たりに行く」ことで存在感示す
ゲキサカ / 2024年9月15日 19時36分
[9.14 国際ユースサッカーin新潟第2節 U-17日本代表 4-3 U-17アメリカ代表 新発田市五十公野公園陸上競技場]
「今日一番良かったかもしれませんね」
U-17日本代表を率いる城和憲監督がそんな評価を与えたのがボランチで先発したMF木實快斗(C大阪U-18)のパフォーマンスだ。
国際ユースin新潟の第2戦に当たるU-17アメリカ代表との試合、木實は中盤のアグレッシブな守備で魅せ続けた。
「相手は自分より身長もデカいし、強い。でも最初の入り、一発目の守備からホンマに強く行こうと思っていて、そこから流れ良くやれたと思う」(木實)
タフにボールへ迫り、体を当てられても怯まずに戦い、幅広い範囲をしっかりとカバー。体格的には明らかに劣勢だったが、それを感じさせないプレーをしばしば見せ付けた。
「守備は自分の特長。(アメリカは)日本人を相手にするのとは全然ちゃう感じはあるんですけど、でもそこで引いたらダメだと思っていて、引かずに自分から体を当てにいく感じは意識していました」(木實)
またボールを持ってからもアクティブなプレーを見せ、自分のポジションにとどまらない活躍を見せた。
「オーバーラップしていったり、ゴール前へ入っていくところ、スルーパスを出せたところは自分の中でも良い評価ができる」(木實)
左利きで、「昔から憧れてきた」のは、リオネル・メッシ。「ポジションとか全然違うんですけど」と笑うように、プレーがそのまま反映されてるわけではないが、とっさのひらめきあるプレーには“メッシ風味”も感じさせる。
そんな惜しいシュートもありつつ、攻守で存在感を発揮する試合となったが、「飛び級で上の代表に入っていきたい」と語る木實にとっては、まだまだ納得できるプレーでもなかったようだ。
「A代表に入りたい」と夢を語った木實は、選手としてのさらなるスケールアップを狙っていく。
(取材・文 川端暁彦)
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