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[NBチャンピオンシップU-16]上越が初の決勝進出!PK戦で交代出場GK竹花が止め、大成との熱戦を制す!

ゲキサカ / 2024年9月16日 13時24分

上越高がPK戦を制し、初の決勝進出

[9.16 NBチャンピオンシップU-16準決勝 上越高 1-1(PK4-3) 大成高 時之栖うさぎ島G]

「ニューバランスチャンピオンシップ2024 U-16」は16日午前、準決勝を行った。ともに初の決勝進出を目指す上越高(新潟)対大成高(東京)戦は1-1で突入したPK戦の末、上越が4-3で勝利。上越は同日の決勝で、初優勝を掛けて飯塚高(福岡)と戦う。

 今大会、V候補の昌平高(埼玉)を破るなど快進撃を見せている上越と、前橋育英高(群馬)、神村学園高(鹿児島)、尚志高(福島)とプレミアリーグ勢3校に勝利して勝ち上がってきた大成との準決勝。試合は前半4分、大成が先制する。

FW中辻侑希が左サイドを抜け出し、折り返しを受けたFW生駒大雅が右足シュートを左隅に決めた。だが、上越は10分、切り替えの速い攻撃で左FKを獲得。このFKをキッカーのMF山崎生直が右足で蹴り込むと、ゴール前の混戦を抜けたボールがそのままゴールネットに吸い込まれた。

 追いついた上越はMF古川千尋やFW関根暖太が推進力のある動きでゴールへ迫る。一方の大成もMF矢野陸太やMF広実頼玖らが競り合いで奮闘。奪ったボールを繋ぎ、俊足ドリブラーのMF田島雅義がチャンスを生み出す。またCB井上耀太のロングスローも交えて相手にプレッシャーをかけた。

 だが、上越もゴール前で負けず、MF小和瀬晴音らがセカンドボールを拾って攻め返す。後半も一進一退の戦い。互いに相手の統率された守備をこじ開けるまでは至らず、3人制のPK戦決着となった。

 上越はPK戦直前にGK小栁来渡からPK戦要員のGK竹花凛空へスイッチ。その竹花が大成4人目のシュートをストップする。上越は山崎、左SB黒須蒼平、右SB斎藤成湊が成功。最後は4人目のCB小澤暁樹が右足で決め、決勝進出を果たした。


(取材・文 吉田太郎)

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