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後半ATに川村求(横河武蔵野FC)が決勝弾!U-15世代東西対抗メニコンカップは打ち合いを制したEASTに軍配

ゲキサカ / 2024年9月16日 18時10分

メニコンカップはEASTが制した

[9.16 メニコンカップ EAST 5-4 WEST マルヤス岡崎龍北スタジアム]

 U-15世代の日本クラブユースサッカー東西対抗戦である第30回メニコンカップが行われ、EASTがWESTを5-4で下した。MVPには後半アディショナルタイムに決勝点を決めたMF川村求(横河武蔵野FC)が選ばれた。

 伝統の東西対抗戦。第39回日本クラブユースサッカー選手権大会(U-15)とJCYインターシティトリムカップ(U-15)の優秀選手から選手を選考、所属クラブ所在地により選手を東西に分けてメンバーを編成している。

 試合は前半から点の取り合いとなった。まずは前半3分にWESTが先制点を奪う。右サイドから蹴ったCKをDF高尾勇輝(岐阜)がヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。

 しかしEASTも落ち着いて反撃を試みる。特にMF全天海(川崎F生田)がスピードに乗った突破からチャンスを作ると、前半20分、その全のスルーパスに反応したFW押江颯人(FC LAVIDA)が左足で流し込んで同点に追いつく。さらに同33分には右サイドでCKから相馬陸人(FC東京むさし)が決めて一気に逆転に成功した。

 ただWESTも前半のうちにスコアをタイに戻す。前半37分、FW永添功樹(C大阪)のシュートのこぼれ球にFW岡颯介(岐阜)が詰める。さらにGKに防がれてゴール前にこぼれるが、これをFW高田憲慎(岐阜)が押し込んで同点に追いついた。

 後半開始から両チームはメンバーを大きく交代。GKを含めたベンチスタートとなっていた6選手を投入する。そして後半はEASTの押し込む時間帯が長くなると、13分、左サイドで獲得したCKをMF小田脩人(川崎F生田)が蹴ると、DF對馬羽琉(川崎F生田)の頭にピタリ。EASTが再び1点をリードした。

 さらに後半19分にはEASTはMF蔦澤洋紀(浦和)のスルーパスからFW十河晟央(川崎F生田)が抜け出してゴールネットを揺らす。クラセンU-15で得点王&MVPを受賞し、この日はキャプテンマークも巻いてプレーしたエースにも待望のゴールが生まれた。

 ただWESTも後半21分にMF藤本祥輝(G大阪)がエリア内で倒されてPKを獲得。これを藤本自らが沈めて1点を返す。さらに同36分には藤本の縦パスで前を向いたFW尾崎智也(C大阪)がペナルティーアーク内から右足を振ると、シュートは右ポストを叩いてゴールラインを超える。WESTがあっという間に同点に追いついてみせた。

 しかし試合は最終盤に決着をみることになる。後半アディショナルタイム3分、EASTはカウンターから小田のスルーパスで川村がエリア内に侵入。カットインで相手を外すと、ゴール右隅に勝ち越し弾を蹴り込んで、シーソーゲームに決着をつけた。

●第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)特集

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