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長崎のトラスタ最終戦、決勝点はU-12からクラブ一筋MF安部大晴!! 群馬は次節にもJ3降格圏が確定する危機的状況

ゲキサカ / 2024年9月22日 16時1分

長崎がトラスタ最終戦を制した

[9.22 J2第32節 長崎 2-0 群馬 トラスタ]

 J2リーグは22日に各地で第32節を開催した。3位のV・ファーレン長崎は最下位のザスパ群馬と対戦し、2-0で勝利した。長崎は次回ホームゲームからPEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピースタ)を使用するため、トランスコスモススタジアム長崎での試合はこれが最後。14658人が足を運んだ最終戦ではU-12から長崎一筋の20歳MF安部大晴、昨季加入したFWマルコス・ギリェルメがゴールを記録した。

 敗れた群馬は残り6試合で残留圏と16ポイント差となり、次節勝利しても17位の大分トリニータが勝利すればJ3降格圏でのフィニッシュが確定する危機的な状況に。また今季31試合に出場しているFW佐川洸介が累積警告で次節出場停止となった。

 勝利でトラスタ最終戦を飾りたい長崎は前半12分、カウンターでマルコスが持ち運んでMFマテウス・ジェズスがシュートを放ったが、左ポストに嫌われた。同24分にはマルコスが蹴ったFKがDFヴァウドとマテウスをかすめるようにしてゴールに吸い込まれたが、オフサイドで認められなかった。

 一方の群馬は前半33分に決定機。MF仙波大志のロングフィードにFW平松宗が反応してGKと1対1になったが、GK若原智哉に阻まれた。前半は0-0で終了した。

 それでも先制は長崎だった。マルコスが蹴ったCKをFWジョップ・セリンサリウが頭で合わせると、GKの前で安部がコースを変えてゴールネットを揺らした。20歳の安部はこれがJリーグ初ゴールとなった。

 逆転残留へ絶対に負けられない群馬は後半8分、MF川上エドオジョン智慧のクロスに平松が飛び込んでヒールで合わせるも枠を捉えられない。同19分にはMF風間宏希が直接FKで同点を狙うも若原にセーブされた。

 すると後半30分に長崎がマルコスのゴールで2点差とする。その後はスコアが動かずにタイムアップ。トラスタでのラストゴールはマルコスとなり、長崎が2連勝を飾っている。なお長崎がトラスタで行ったJリーグでのリーグ戦通算成績はJ1が4勝4分9敗、J2が101勝62分60敗、合計105勝66分69敗となった。
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