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広島が得失点差も稼いで首位再浮上、次節はホームで“同勝ち点”町田との天王山!! 横浜FMはACLE7発被弾に続く大量6失点

ゲキサカ / 2024年9月22日 20時31分

広島が首位再浮上

[9.22 J1第31節 広島 6-2 横浜FM Eピース]

 J1リーグは22日に第31節を開催した。サンフレッチェ広島は横浜F・マリノスに6-2で勝利し、FC町田ゼルビアと「勝ち点59」で並びながら得失点差で5つ上回って2節ぶりに首位に返り咲いた。次節はホームで町田との天王山が予定されている。なお3位のヴィッセル神戸も1ポイント差で迫っている。

 試合は開始早々に動いた。前半3分、FW加藤陸次樹が右からクロスを送って最後はFWゴンサロ・パシエンシアがシュートを打つと、相手に当たったボールがパシエンシアに跳ね返ってゴール方向へ飛ぶ。これはGKポープ・ウィリアムに弾かれたが、こぼれをMF東俊希が折り返すとファーサイドに流れたところを加藤が押し込んだ。

 ただ横浜FMは前半19分、FW井上健太がDF永戸勝也とのワンツーでペナルティエリア内に侵入して右足を振り、同点ゴールを決める。ところが同22分、DF佐々木翔が自陣深くでボールを奪ってスルーパスを出すと、FWトルガイ・アルスランがゴール前まで持ち運んで右足一閃。あっという間に勝ち越しに成功した。同27分には横浜FMにアクシンデントが発生し、MF天野純が負傷のためFW植中朝日と交代した。

 続く前半40分、加藤のクロスをアルスランが合わせて広島が2点差とした。アルスランは8月のJリーグデビューからJ1で7戦7ゴールとなっている。しかし前半はまだ終わらない。同45+1分にFWアンデルソン・ロペスが敵陣ペナルティエリア内で上手く相手をかわしてゴールに流し込み、1点差に戻してハーフタイムに入った。

 前半だけで5ゴールが生まれる中、後半も開始3分でゴールが生まれる。ハーフタイム明けにFWゴンサロ・パシエンシアとの交代で入ったMF新井直人が右斜めからシュートを打つと見せかけて、フェイントで相手を交わしてPA内に侵入。思い切りよく右足を振ってゴール左に突き刺した。

 さらに広島は同14分、左からのクロスに飛び込んだ加藤には届かなかったものの新井が折り返して加藤が押し込む。5点目かと思われたが、VARの介入を経てセサル・ラモス主審が映像を確認した結果、最初のクロスに対する加藤の反応がオフサイドに該当したとの判断でノーゴールに修正。スコアは4-2に戻った。

 それでも後半38分、MF満田誠のクロスをMF東俊希がファーサイドで合わせて正真正銘の5点目をゲット。満田は19日のAFCチャンピオンズリーグ2で3アシストを記録し、今節もゴールを演出した。なおも広島は同45+1分、CKをFWピエロス・ソティリウが叩き込んで横浜FMを突き放した。

 試合は6-2で終了。広島が大一番に向けてゴールラッシュで勢いづいた一方、横浜FMは17日のAFCチャンピオンズリーグエリートで喫した7失点に続く大量失点で2連敗となった。
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