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[MOM4842]佐賀県MF末次瞬(鳥栖U-18、1年)_左足の質や“サガン鳥栖らしさ”を兼備。ハードワークで勝利に貢献も「もっと走りたい」

ゲキサカ / 2024年9月24日 0時6分

高精度の左足と“サガン鳥栖らしさ”を併せ持つ佐賀県MF末次瞬(鳥栖U-18、1年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.23 国スポ少年男子準々決勝 福島県 0-2 佐賀県 北部グラウンドB]

 佐賀県の末藤崇成監督(サガン鳥栖U-15唐津)は、右サイドで躍動するレフティについて、「上手さの上に“サガン鳥栖らしさ”を持っていて、いいタレントだと思っています」と評していた。

 そのMF末次瞬(鳥栖U-18、1年)は準々決勝で得点に絡むことができなかったが、「守備でも誰よりも走っていい守備して、いい攻撃に繋げられる選手みたいになりたい」というように、左足の精度とハードワークする姿を披露。攻守両面で存在感のある動きを見せ、初のベスト4進出に貢献した。

 前日の2回戦(対山梨県)で左足のロングシュートを決めている末次は、「昨日ロングシュートを決めているんで、どんどん打ってみよう」とチャレンジした。1-0の前半22分にクロスバー直撃の左足ミドル。どこからでも狙えるという左足の精度で相手ゴールを脅かした。

 普段、プレースタイルが似ているという日本代表MF久保建英の動画をチェック。相手を見ながらドリブルでボールを運ぶことも得意とする。一方で走ることは特別得意ではないというが、この日は攻守両面でもハードワークも光る試合に。「球際とか、相手より走るっていうところ、そこで絶対負けなかったら勝てるっていうことを言われたんで、相手より走って、佐賀開催ってことで応援も凄くいたし、そこで佐賀県のために勝ちたい」と足を動かし続けていた。

 ボールホルダーへの鋭いアプローチで相手の足を止めていたMFは、後半27分にカウンターからドリブルで独走。体力的に厳しい試合終盤にスプリントし、あわやPKかというシーンを演出した。守備や走ることで勝利に貢献。だが、自身のプレーに満足はしていなかった。

「昨日からは連戦ということで、昨日より後半とか走れていない。リアクションとかで相手より遅かったりしたところがあったんで、明日(準決勝)はそういうところでは絶対負けない。今日からリカバリーして、いい準備をしていきたいです。もっと走りたいです」と誓っていた。地元観衆の後押しも受けて戦う準決勝(24日)。対戦相手の愛媛県の選手以上に走り、自分がゴールを決めて佐賀県を初の決勝へ導く。

(取材・文 吉田太郎)

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