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UEFAがEUROドイツvsスペインの誤審を認定か…引退試合となったクロースも反応「ほとんどの人は一瞬で気づいていた」

ゲキサカ / 2024年9月24日 22時24分

問題のシーン

 EURO2024準々決勝ドイツ代表対スペイン代表でMFジャマル・ムシアラのシュートがDFマルク・ククレジャの左腕に当たったシーンについて、スペインメディア『Relevo』は欧州サッカー連盟(UEFA)の審判委員会は「PKが与えられるべきだった」という見解を示したことを伝えている。

 問題のシーンは1-1で迎えた延長後半1分に発生。ムシアラがFWニクラス・フュルクルクの落としをダイレクトでシュートすると、ボールはペナルティエリア内にいたククレジャの左腕に直撃した。ただアンソニー・テイラー主審はノーファウルと判定し、VARからの介入もなし。その後スペインに勝ち越しゴールが生まれ、開催国のドイツは8強敗退となった。一方、勝ち上がったスペインは勢いそのまま優勝を果たしている。

 UEFA審判委員会はこの場面について「ゴールへのシュートを止めた手の接触は厳しく罰せられるべきであり、DFの腕が非常に体に近かったりくっついていたりしない限り、ほとんどのケースはPKとすべき」と前提を示すと、今後の基準を統一するため「DFの腕は体にあまり近くなく、腕を大きく見せてシュートを止めたためPKが与えられるべきだった」と誤審を認めたとされている。

 もっとも大会中、ロベルト・ロセッティ審判委員長は手が自然な位置にあってムシアラとの距離が近かったことなどを理由に主審の判定を支持したと報じられていた。ドイツメディア『ビルト』は同国代表OBのローター・マテウス氏が「もしUEFAの誤審認定が事実であれば、我々は完全に騙された。そうだった場合はあの話はただの言い訳だ」と憤っていることを伝えている。

 この敗戦をもって引退したトニ・クロース氏は「ほとんどの人は一瞬で気づいていたが、(UEFAは)ハンドがあったことを気づくのに3か月かかった。安心したよ」と皮肉を交えて反応。また「認められたからといって僕が欧州王者になったと言えるか?そうは思わない」と冷静な見方を伝えている。

 なおドイツサッカー協会(DFB)はこの報道が事実かUEFAに確認するという。またハンド疑惑の直前にはフュルクルクのオフサイド疑惑があったが、報道では言及されていない。
●EURO2024特集

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