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[MOM4845]佐賀県FW真殿京佑(鳥栖U-18、1年)_10番が待望の初ゴールを含む2発!“ホーム”「駅スタ」で輝く

ゲキサカ / 2024年9月24日 22時5分

佐賀県の10番FW真殿京佑(鳥栖U-18、1年)が2ゴールの活躍

[9.24国スポ少年男子準決勝 愛媛県 2-4 佐賀県 駅スタ]

 10番が“ホーム”「駅スタ」で輝き、佐賀県を決勝へ導いた。佐賀FW真殿京佑(鳥栖U-18、1年)は前半15分、左クロスから折り返されたボールに反応。右足ダイレクトボレーでゴールを破った。

「いい場所にこぼれてきたので、右足で合わせるだけでした。自分でもちょっと思ったより上手くいきすぎたかなっていうのもあるんですけど、上手くいって良かったです」という先制弾。今大会初ゴールを決めた10番は2-1の後半22分にMF加藤孝一朗(鳥栖U-18、1年)のゴールをアシスト。そして、同27分には、鋭くDF背後へ抜け出し、GKとの1対1から左足ループシュートでこの日2点目のゴールを決めた。

 前日の準々決勝は、ボールの収まりどころになっていたほか、背後への抜け出しなどで決定機に係わるなど「ほんとにゴール以外の部分では結構良かったかなと思います」というパフォーマンスだった。だが、決めれば“最高の形”というシーンもありながら、仕留め切れずに無得点。試合後の映像を使ってのチームミーティングでは、崩しを称賛される中で「(これを真殿が)明日は決めれるだろうね!」という期待の言葉も受けていた。

 真殿は、「もう味方からも、スタッフからもそうですけど、『ホントにそろそろ決めてくれ』みたいな感じで言われてて(苦笑)、自分の中では、逆にそれでちょっとやる気が出て、良い感じでいけました」。準決勝は2ゴールを決め、「どうだ!」と言えるような結果。10番の期待にも応える活躍だった。

 真殿はガンバ大阪門真ジュニアユースからユースチームへ昇格することができず、その後、チャンスを得てサガン鳥栖U-18へ。これまで10番の経験はなく“9番タイプ”だと自己分析するFWは、10番指名に驚きながらも、自覚を持ってエースの役割を果たそうとしている。

「正直、自分が10番なんて最初は思わなかったんですけど、やっぱり背負ったからは、その責任だったりとかっていうのが凄く芽生えてきました。今まで10番らしい結果が残せてなかったんで、今日やっと結果が残せて良かったです」。目標とする鳥栖U-18の10番のように結果を残した。

 真殿の憧れは「やっぱり、もう大事な時に点取るっていうことがまず1つ。そして、やっぱりめちゃめちゃ上手いんで、収めるとことかも。プレーをめちゃめちゃ見ています」という先輩FW鈴木大馳(3年)だ。鈴木は高校2年生だった昨年にルヴァンカップで最年少ゴールを決め、来季からのトップチーム昇格を決めているストライカー。真殿にとってまだまだ遠い存在だが、自分も10番として国スポでチームを勝たせ、少しでもその背中に近づいていく。

 この日の準決勝同様、25日の決勝の試合会場もサガン鳥栖のホームスタジアムである駅前不動産スタジアムだ。「次もやっぱり自分が点取って優勝したいっていう気持ちが強いんで。あとはやるだけかなと」という真殿が「駅スタ」で再び輝き、全国制覇を喜ぶ。
前半15分に1点目後半27分にループシュートで2点目のゴール
(取材・文 吉田太郎)

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