大卒2年目で二桁得点の東京V木村勇大、飛躍につなげた昨季の苦い経験「今年はそこで踏ん張って…」
ゲキサカ / 2024年9月25日 17時2分
そうした日々を経ながら数多くの試合経験を重ねることで、J1守備陣との駆け引きもぐんぐんと成長中。「細かい判断はまだまだ。行けるところでも味方を使ってしまったり、チームプレーに徹してしまう弱い自分もいる。行くところと行かないところの使い分けと、行けるところと行けないところの判断を試合の中で明確にしていきたい」と判断面では課題を自覚するが、強引にでも前へと仕掛ける武器はJ1カテゴリの中でも異質な存在感を放っている。
「いまは特に1トップなので自分が前で収めて自分が何とかしないと前進できない。今日は相手が3バックでマッチアップするので、俺が負けなかったらチームの流れも持っていける。そこで収めるだけじゃなく、強引にでも前に行くのが俺の特徴。日本にはそんなにいないタイプだと思うので、そこはこだわっていきたい」
世代最年長として出場資格があったパリ五輪の出場は逃す形となったが、次の目標はA代表。現在のエースを担うFW上田綺世、着実に国際Aマッチの経験を重ねるFW小川航基のほか、カタールW杯メンバーのFW町野修斗、同じパリ世代のFW細谷真大らに割って入りたいところだ。
そのために求められるのはゴールという数字。「今年急にぽっと出て活躍しているだけなので、これを続けていければ。いまは代表に選ばれるとなったら海外に行かないとダメだし、もっとJで結果を残して尖った選手になって、海外で結果を残したら代表が見えてくると思う。やっぱり数字なので。プレーを覚えている人もいるけど、フラットに見た時に目に入るのは数字なので、数字にこだわって頑張りたい」とゴールへの感覚を研ぎ澄ませながら残りシーズンを戦っていく構えだ。
(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2024シーズンJリーグ特集
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
C大阪内定・大阪体育大FW古山兼悟は強風に苦しみ8強終幕…来季“開幕大阪ダービー”へ再出発「一発、結果を残せれば」
ゲキサカ / 2024年12月24日 6時30分
-
Jリーグアウォーズで意外だった監督の評価/六川亨の日本サッカー見聞録
超ワールドサッカー / 2024年12月12日 12時0分
-
アジア杯にパリ五輪など50試合以上出場の「濃い1年」を終えた細谷真大、柏での得点については「物足りない。だからこの順位」
ゲキサカ / 2024年12月10日 11時59分
-
今季J1全試合出場の東京V・齋藤功佑が京都との今季最終戦勝利誓う「このチームが大事にしてきたものを出して勝つことが来年に繋がっていく」
超ワールドサッカー / 2024年12月7日 20時15分
-
大学屈指FW中村草太ら6名全員がJ1の舞台へ! 明治大がJリーグ加入内定会見実施
超ワールドサッカー / 2024年12月4日 18時34分
ランキング
-
1【箱根駅伝】国学院大は3冠に黄信号 エース平林で流れつかめず…前田監督「箱根って深いですね…」
東スポWEB / 2025年1月2日 17時14分
-
2【箱根駅伝】青学大が2年連続7度目の往路V 4区「太田劇場」から5区「若乃神」で大逆転!総合連覇に王手
スポーツ報知 / 2025年1月2日 13時20分
-
3【箱根駅伝】東洋大 苦戦続きも9位で復路へ…20年連続シード権奪取のカギは「出だしの6区」
東スポWEB / 2025年1月2日 19時39分
-
4大谷翔平、デコピンを使った年賀状風の挨拶 大真面目に「謹んで新年のお慶びを申し上げます」
THE ANSWER / 2025年1月2日 15時6分
-
5高校サッカーなのに“巨人-阪神戦”!? 野球ファンも困惑「聞けるとは思わなかった」
Full-Count / 2025年1月2日 20時1分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください