乱入にブーイング…4部チームに大苦戦のレスター、サポーターに“喝”を入れられてPK戦で辛勝

レスターは4部チームに大苦戦

　カラバオ杯3回戦でウィルソール(4部)と対戦したレスターは0-0で迎えたPK戦を3-0で制し、辛うじて4回戦へと駒を進めた。

　昨季のチャンピオンシップ(イングランド2部)を制し、2シーズンぶりにプレミアリーグを戦うレスター。しかし、開幕5戦3分け2敗の未勝利、勝ち点3の15位とスタートダッシュに失敗した。

　そして、24日に開催されたカラバオ杯3回戦で4部のウィルソールのホームに乗り込むが、なかなかゴールをこじ開けられず。試合終盤にはレスター・サポーターがピッチ上に乱入。ウィルソールのDFデイビット・オカグブーに動きを止められ、警備員に連れ出されたものの、英紙『ミラー』によると、この乱入者は不甲斐ない戦いを強いられたレスターのスティーブ・クーパー監督に向かって何かを叫んだという。

　試合は0-0のままPK戦へ。レスター・サポーターが陣取ったアウェー席からはブーイングが起きるなど、“喝”を入れられたチームはGKダニー・ウォードの活躍により、PK戦を3-0で制して辛うじて3回戦突破を果たした。

　クーパー監督は「私は実際に(侵入者)見なかったけど、サポーターからのブーイングは聞こえたし、それは認める。サポータから信頼を得るため、必死に頑張らなければならない」と語っている。
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