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かつて日本一に導いた聖地での古巣戦…山口DF板倉洸「マリノスと試合をするのは一つの目標だった」

ゲキサカ / 2024年9月26日 10時50分

レノファ山口DF板倉洸(写真は過去のもの)

[9.25 天皇杯準々決勝 横浜FM 5-1 山口 ニッパツ]

 レノファ山口DF板倉洸はかつて日本一を成し遂げた思い出のピッチで、古巣相手の天皇杯準々決勝を戦った。「特別な思いを感じながらプレーさせてもらった」。結果は1-5の大敗と望んだようにはいかなかったが、この悔しさもバネに来季、次はリーグ戦での対戦につなげていくつもりだ。

 1998年生まれの板倉は小学生時代から横浜FMの育成組織で育ち、ユース2年時には主力の一角で日本クラブユース選手権(U-18)大会制覇、高円宮杯プリンスリーグ関東制覇の2冠を達成した実績を持つCB。この日の試合が行われたニッパツ三ツ沢球技場はクラブユース選手権準決勝・決勝も戦った会場で、古巣相手の試合は特別なものだった。

 板倉は東洋大を卒業後、J3の八戸、FC大阪でプレーしており、YS横浜戦で三ツ沢のピッチを経験。それでも6000人以上が詰めかけた天皇杯は「J3でやっていた時と違う雰囲気」だったといい、「レノファのファン・サポーターもたくさん来てくれて、最高の雰囲気を作ってくれた」とアウェーゴール裏を埋め尽くした自チームのサポーターのも感謝しながらプレーしていたようだ。

 チームは選手層の差もあり、1-5の敗戦。板倉自身も4点目を奪われた直後の後半34分に途中交代し、試合後は悔しさだけが残った。

「自分がサッカーやってきた中で、マリノスと試合をするのは一つの目標だったのでこういう形で実現したのは嬉しいけど、自分のプレーも含めて結果が納得のいくものではなかった。自分の実力はよくわかったので、現実を受け止めて、これからどう活かしていくかは本当に自分次第。トレーニングから試合からやっていくしかない」

 山口は現在、J2リーグ戦4連敗中だが、プレーオフ圏内との勝ち点差はわずか2。板倉の目標は来季、横浜FMがいるJ1の舞台でリーグ戦を戦うことだ。

「悔しい内容だったけど、自分をもっと磨き上げていきたい」。そう決意を口にした板倉は昇格争い直接対決となる次節の仙台戦に向けて「まだプレーオフを狙える場所にいられているので、上を目指してやっていくためには落とせないゲーム。自分がまず出られるように準備しているし、コンディションも含めてチームとしても個人としても準備していきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
●第104回天皇杯特集

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