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[プレミアリーグWEST]“手堅い”チームに進化してきた東福岡が米子北に1-0で勝利。プレミア残留へ大きな勝ち点3獲得!

ゲキサカ / 2024年9月28日 21時1分

 後半25分、東福岡は山禄のサイドチェンジから右の福川がDFのマークを外して内側へパス。これを大谷が右足でゴール前へ入れると、山口が右足ダイレクトでゴールを破った。交代出場FWの今季リーグ戦2得点目で東福岡が先制。その東福岡は直後に齊藤とMF神渡寿一(3年)を入れ替える。そして、塩崎をトップ下へ移行し、4バックへ。ボールを保持する時間も伸ばし、柴田のパスから西田が左足を振り抜いた。また、セットプレーなどから2点目を狙う。
後半25分、東福岡右WB福川聖人がドリブルで打開MF大谷圭史がクロスを上げる2年生FW山口倫生(左)が決勝ゴール
 対する米子北は37分、左SH久徳庵道(3年)と右SH落合翔覇(3年)を同時投入。試合終盤、佐野が強引に左足を振り抜き、佐野のクロスに平田が飛び込むなど諦めずに攻めた。だが、41分にMF稗田幹男(3年)とMF杉谷俊哉(2年)の両アタッカーを投入した東福岡は彼らのスキルやキープ力を活用しながら試合を締めて1-0で勝利。平岡道浩監督が「よくタフに、パワフルにやってくれました」と評した戦いで勝ち点3を獲得した。

 プレミアリーグで残留するため、大目標の選手権で勝ち上がるために、名門校はまず“手堅いチーム”になることを目指してきた。平岡監督は「(もちろん攻撃的な戦いをしたいが、現在は)やっぱり守備ですね。打たれたシュート本数がちょっと後期になって増えてきたんで、そこはしっかりやっていきたいなと」。この日は被シュートわずか2本で無失点。基礎技術の向上とともに、“手堅いチーム”になることにこだわり続けていく。

 この日の白星は自信に。山禄は「米子北とかはやっぱ選手権とかインターハイとかトーナメント戦に強いチームっていうのは本当に見ていても良く分かっていたんで。(対して)自分たちはほんとトーナメントで、(今年は)県でまだ決勝にも行けてないチームなんで。ほんとに選手権で全国取るためには、こういうチームも勝っていきながら、(福岡大)若葉だったり九国(大付)だったりをしっかり倒せるようにイメージして練習しています」と語り、大谷も「歴代の先輩たちが築き上げてきたものを自分たちがしっかり継承して、『強いヒガシ』を見せたいなと思います」。選手権、インターハイともに全国優勝3度の名門も、2年連続で選手権予選敗退中。より隙のないチームになってプレミアリーグ、選手権で白星を重ねる。
東福岡は残留へ大きな1勝
(取材・文 吉田太郎)

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