1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

広島が“同勝ち点”首位攻防戦を制す!! MF中野就斗のクロスから2発!! 町田はJ1直近5戦わずか1勝とブレーキ

ゲキサカ / 2024年9月28日 21時14分

広島が天王山を制した

[9.28 J1第32節 広島 2-0 町田 Eピース]

 首位のサンフレッチェ広島は28日、2位・FC町田ゼルビアとのJ1優勝争い直接対決を2-0で制した。勝ち点59同士で迎えた天王山でMF中野就斗が2アシスト。前半に2ゴールを奪うと、後半もリードを保って大きな3ポイントを獲得した。

 敗れた町田は9月のリーグ戦3試合を1勝1分1敗で終え、直近5試合の成績は1勝3分1敗となり3位に転落。リーグは残り6試合。両チームの勝ち点差は3、得失点差は9に開いた。なおヴィッセル神戸が広島との勝ち点差「1」を維持して2位に浮上している。

 今季を占う大一番は荒木友輔主審が担当。北中米W杯アジア最終予選にも派遣されている現在の日本トップクラスのレフェリーが笛を吹き、第4審判員にはプロフェッショナルレフェリーの池内明彦氏が割り当てられる盤石の体制となった。

 広島は開始1分、MF加藤陸次樹が右サイド深くでボールを受けてクロスを送る。MF東俊希がファーサイドで合わせたボールは枠を逸れたが、立ち上がりからゴールに迫る場面を作った。すると前半3分、MF川辺駿が相手のクリアを拾って右サイドに展開した流れから先制点が生まれる。中野が左足で上げたクロスをFWゴンサロ・パシエンシアがワンタッチで流し込んだ。パシエンシアは直近の公式戦4試合で3ゴール目と好調だ。

 前半15分にはMF松本泰志のボール奪取からDF塩谷司がシュートと見せかけてゴール前にラストパス。相手の意表を突くプレーで加藤がシュートを放ったが、GK谷晃生に阻まれた。

 一方の町田は同20分、DF望月ヘンリー海輝のクロスをMF相馬勇紀がGK大迫敬介の手前で触れたが枠には飛ばない。直後にはFW藤尾翔太が抜け出して右足を振るも枠の上に飛んだ。『NHK BS』の中継によると、この時間帯では町田のロングスロー用タオルを巡って両チームが対立。広島ベンチメンバーがウォーミングアップエリア付近に用意された町田のタオルに水をかけたという。

 場外戦も繰り広げられる中で前半23分、広島はまたも中野のクロスからゴールを奪う。縦に突破して今度は右足でクロスを送ると、ニアサイドで加藤が合わせた。加藤は2戦連発で今季6点目。広島の2点リードで前半が終了した。

 町田の黒田剛監督はハーフタイム明けからDF林幸多郎とFWオ・セフンに代えてDF杉岡大暉とFW藤本一輝を送り込む。広島のミヒャエル・スキッベ監督も交代カードを切り、パシエンシアに代わってFWドウグラス・ヴィエイラがピッチに入った。

 後半14分、相馬との連係で藤本が中央を突破して右足を振ると、ボールは相手に当た理ながらゴールに向かう。しかし大迫の好セーブに阻まれてCKとなった。町田はこのCKで複数の選手が絡むショートコーナーを披露。用意した形でゴールに迫るもシュートには至らなかった。町田は同22分に藤尾とMFナ・サンホを退げてFWエリキとFWミッチェル・デュークを投入し、反撃体制の強化を試みた。

 勝利を決定づけたい広島は後半43分、2列目から駆け上がった東がゴール右隅を狙ったがポストに嫌われた。それでも町田を完封し、9年ぶりのJ1制覇に向けて3ポイントを積み上げた。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2024シーズンJリーグ特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください