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首位追走の神戸が5連勝で2位浮上! 初瀬の高精度CKから武藤ドンピシャヘッド弾、浦和は今季2度目の連敗

ゲキサカ / 2024年9月28日 21時2分

神戸が2位浮上

[9.28 J1第32節 神戸 1-0 浦和 ノエスタ]

 J1リーグは28日に第32節を行った。ヴィッセル神戸と浦和レッズの対戦は、神戸が1-0で勝利した。他会場で首位・広島が2位・町田に勝利したことで、3位・神戸が町田の勝ち点を上回って2位に浮上した。

 同勝ち点59の首位・広島と2位・町田を勝ち点1差で追いかける神戸。一方、浦和はマチェイ・スコルジャ監督の復帰後初黒星を喫し、連敗は避けたいところ。MF原口元気が復帰後初先発に入り、暫定12位から少しでも浮上するべく白星を狙った。

 試合は神戸が優勢を運んだ。前半16分には先制ゴール。右CKをDF初瀬亮が高精度の左足キックで蹴ると、ニアサイドでFW武藤嘉紀がドンピシャのヘディングシュートで合わせる。2試合連続で今季11点目となる先制点を挙げた。

 前半28分、神戸は再び決定機を迎える。FW宮代大聖がPA左からクロスを上げると、FW大迫勇也がヘディングシュート。クロスバーに直撃したボールは地面を叩くが、惜しくもゴールラインを越えることはなかった。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックから飯田淳平主審がモニターで確認。宮代のクロスがDF関根貴大のハンドを誘発したと認められ、神戸がPKを獲得した。

 キッカーは宮代が務めた。だが、強烈なシュートもGK西川周作の好セーブに阻まれる。こぼれ球を武藤が狙うが、これもゴール枠外に外れた。

 神戸は前半で8本のシュートを放った一方、浦和は1本のみ。前半は神戸が1-0のリードで折り返した。

 追いかける浦和は後半開始からMF小泉佳穂を投入。後半22分には3枚替えでMF中島翔哉、MFサミュエル・グスタフソン、FW二田理央を出場させた。

 ゴールが遠い浦和は、さらに終盤にアクシデント。DFマリウス・ホイブラーテンが相手選手と交錯し、顔面を負傷。一時はプレーを続行しようとしたが、再び座り込んで続行不可能に。後半40分に自らの足でピッチを出て、途中交代となった。

 神戸がそのまま1点を守り切り、1-0で試合終了。5連勝で勝ち点3を積み上げ、首位追走に勢いをつけた。一方、浦和は今季2度目の連敗を喫した。
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