マンU戦欠場のソン・フンミンを選出した韓国代表指揮官「プランBを用意している」

FWソン・フンミン

　韓国代表のホン・ミョンボ監督は前日のリーグ戦を欠場しながらも選出したFWソン・フンミンについて、プレーが難しい場合は「プランBを用意している」とコメントした。

　ソンは韓国代表でキャプテンを務めており、9月のオマーン戦では終盤に勝ち越しゴールを決めた。ただ所属クラブのトッテナムでは29日のマンチェスター・U戦を欠場。ハムストリングに問題を抱えており、アンジェ・ポステコグルー監督は試合後に「ロンドンに戻ってから判断する。そこで状態を確認する」とコメントしていた。

　その中での代表招集となったが、韓国紙『京郷新聞』によるとホン・ミョンボ監督は「本人は状態が良くなると感じているものの、すぐに出場できる状況ではないと本人とクラブが話した」と説明。「本人は難しい状況でもプレーしたいだろうが、私は彼に無理をさせて苦労させるのは嫌だ」と慎重に起用を判断する姿勢を示した。

　その上で10月のヨルダン戦とイラク戦でソンを欠く場合に備え、プランBを用意しているという。指揮官は「FWファン・ヒチャン、FWベ・ジュノ、FWイ・ジェソンなど代わりの選手は十分。場合によっては追加招集で代替選手を選べる」と勝利に向けて入念に準備する構えだ。
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