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横浜FM、蔚山HDに4発完勝でACLE初白星!! 公式戦8戦ぶり完封、初戦大敗の得失点差-4”完済”

ゲキサカ / 2024年10月2日 20時57分

追加点を決めたFW西村拓真

[10.2 ACLEリーグステージ第2節 横浜FM 4-0 蔚山HD 日産ス]

 AFCチャンピオンズリーグエリートは2日、リーグステージ第2節を各地で行い、横浜F・マリノスは蔚山HD(韓国)に4-0で勝利した。初戦の大敗で負った得失点差を取り戻す完勝で、新方式の今大会初白星を獲得。また公式戦7試合で続いていた連続失点もストップし、8月24日のJ1第28節・C大阪戦(◯4-0)以来8試合ぶりの完封勝利を収めた。

 初戦は横浜FMが光州FC(韓国)に3-7、蔚山HDが川崎フロンターレに0-1でそれぞれ敗れ、敗者同士として迎えた第2節。横浜FMは9月28日のJ1第32節・FC東京戦(●1-3)からFWアンデルソン・ロペス、FWエウベル、FWヤン・マテウス、MF渡辺皓太、DF永戸勝也、DF松原健の6人を続けて先発起用した。[スタメン&布陣]

 試合は前半4分、ホームの横浜FMが早速先行した。松原からのパスを中盤中央に下がって受けたA・ロペスが左サイドに渡し、エウベルがペナルティエリア内深くまで攻め込むと、折り返しのパスに渡辺が反応。うまくステップを踏んでダイレクトで合わせ、韓国代表GKチョ・ヒョヌの牙城を破った。

 さらに前半17分、横浜FMは中盤で前を向いたエウベルが浮き球のパスを相手最終ラインの背後に送り込むと、これにヤン・マテウスが反応。GKチョ・ヒョヌのクリアボールをかっさらい、最後は冷静にGKをかわしてゴールに流し込んだ。だが、これはVARが介入。ヤン・マテウスの手にボールが当たっていたとして、ハンドでゴールは認められなかった。

 その後は蔚山HDがFWヤゴ・カリエロ・リベイロやMFギオルギ・アラビーゼを中心にカウンターを仕掛けてきたが、失点続きだった横浜FM守備陣が奮起。守備ブロックを固めてピンチを阻むと、前半38分、西村を起点としたカウンター攻撃で左を攻め込むと、エウベル、ヤン・マテウスを使った大きな展開から西村が右足ダイレクトで押し込み、2-0とした。

 蔚山HDは後半開始時、元日本代表MF江坂任に代わって長身ストライカーの元韓国代表FWチョ・ミンギュを投入。それでも展開が変わらずにいると、同11分には元韓国代表MFイ・チョンヨン、同16分には元新潟のDFイ・ミョンジェと24歳のMFキム・ミンジュンが入ってきた。

 その後は蔚山HDがパワフルなゴール前攻勢を仕掛けてくる中、横浜FMは引き続き身体を張って守る構え。後半18分には松原が魂のシュートブロックで負傷し、DF小池龍太との交代を強いられた。またこのタイミングでエウベルに代わってMF井上健太もピッチに立った。

 そうして迎えた後半38分、横浜FMが勝負を決めた。敵陣右サイドに開いてカウンターのパスを受けたA・ロペスがゴール前に小刻みなステップで侵入し、周りの攻め上がりを促すと、それを囮にミドルレンジから左足一閃。鋭く曲がるシュートをゴール左隅に突き刺した。

 さらに後半アディショナルタイム2分、横浜FMは途中出場の井上がドリブルで敵陣を切り裂き、ゴール前でさらなる急加速を見せると、最後はゴール前へのプレゼントパスからMF水沼宏太が加点して4-0。守備ではGK飯倉大樹、DF上島拓巳らが好守を続けた横浜FMが無失点のまま試合を締めくくり、初戦の得失点差-4を“完済”する完勝となった。

(取材・文 竹内達也)
●ACLE2024-25特集

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