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町田、大量4失点でV争い遠のく黒田体制初連敗…川崎Fは日本代表CB高井が負傷交代もゴールラッシュ継続2連勝!!

ゲキサカ / 2024年10月5日 19時37分

黒田体制初の連敗

[10.5 J1第33節 町田 1-4 川崎F Gスタ]

 J1リーグは5日、第33節を各地で行い、FC町田ゼルビアが川崎フロンターレに1-3で敗れた。3位の町田は前節・広島戦(●0-2)に続く黒星で、黒田剛監督が就任した昨季以降初の連敗。首位の広島、2位の神戸が6日に今節を控える中、優勝争いから一歩遠のいた。一方の川崎Fは日本代表DF高井幸大が負傷交代のアクシデントに見舞われたが、見事な逆転勝利となった。

 前節で広島との首位攻防戦に敗れた町田は日本代表DF望月ヘンリー海輝を4バックの右CBで起用。先発4人を一気に入れ替え、オーストラリア代表のFWミッチェル・デュークとFW中島裕希が2トップを組み、MF藤本一輝が左サイドハーフに入った。一方の川崎Fは前節・新潟戦(○5-1)に続いて4-4-2の布陣を組み、DFファンウェルメスケルケン際が3試合ぶりに先発復帰した。

 試合は前半13分、町田が先に試合を動かした。DF杉岡大暉が浮き球パスを前線に通し、藤本がファンウェルメスケルケンをかわして縦に打開すると、折り返しのパスに反応したのは中島。今季3試合目の先発となった40歳のストライカーが冷静な右足シュートをゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。2016年に町田に加入した中島は3年ぶりのゴール。J1では山形時代の15年以来9年ぶりのゴールとなった。

 それでも前半28分、川崎Fが同点に追いついた。右サイドに降りてボールを受けたFW山田新がボールをキープし、中央でサポートしたMF山本悠樹が預かると、そのまま左サイドに展開。最後はFWマルシーニョのスルーパスに抜け出したDF三浦颯太が強烈な左足シュートで日本代表GK谷晃生の牙城を破った。今季加入の三浦はこれがJ1初ゴール。2月のACL山東戦のプロ初ゴールに続いて得点力を見せた。

 1-1とした川崎だったが得点直後、DF高井幸大が右足の付け根を押さえてピッチに座り込み、プレーを中断。一度は立ち上がってプレーを続行するかと思われたが、ベンチのDF丸山祐市の準備が完了したのを受けて再び座り込み、担架でピッチから運び出された。高井は今月の北中米W杯アジア最終予選2試合の日本代表メンバーに招集されていたが、活動への参加は厳しい状況となった。

 それでも川崎Fは前半37分、逆転に成功した。町田GK谷のパントキックミスをMF脇坂泰斗が高い位置で拾い、そのままワンタッチで縦に出すと、山田がこれを受けてループシュート。飛び出してきた谷の頭上をふわりと越すと、カバーに入った望月もこれをクリアできず、ボールはゴールマウスに吸い込まれた。山田は今季通算15点目で、得点ランキング3位タイに立った。

 町田は後半開始時、M・デュークと中島に代わってFW藤尾翔太と韓国代表FWオ・セフンを投入し、再び反撃を狙う。しかし、その後半も川崎Fの勢いは止まらず、同3分にはマルシーニョのスルーパスに抜け出したFWエリソンが飛び出した谷にペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これをエリソンが左に決めて3-1とした。

 さらに川崎Fは後半26分、左に開いた山本がスルーパスを出し、三浦がオーバーラップすると、折り返しのパスにマルシーニョが反応。ダイレクトでゴール左隅に突き刺し、4-1とした。その後も川崎Fは試合を支配し続け、そのままタイムアップ。新潟戦に続くゴールラッシュでJ1リーグ戦2連勝を果たした。

(取材・文 竹内達也)
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