今夏川崎F加入で即主力に…山本&脇坂とのトリオでいっそう輝くMF河原創「2人が上手いんで僕は合わせるだけ」
ゲキサカ / 2024年10月6日 11時10分
[10.5 J1第33節 町田 1-4 川崎F Gスタ]
川崎フロンターレは前節・新潟戦(○5-1)に続くゴールラッシュで、今季J1リーグの台風の目となっているFC町田ゼルビアを4-1で破った。試合後、今夏の途中加入ながら4試合連続でフル出場が続くMF河原創は「最初の失点はスカウティングもあった中での失点だったのでそこは悔しいけど、その後の流れはしっかり自分たちのペースでやれたし、いい時間帯で点も取れた。全体的にいいゲームだったと思う」と試合運びへの手応えを語った。
川崎Fは前節から4-4-2の布陣を採用し、河原と加入1年目のMF山本悠樹がダブルボランチを形成。2人がバランスの良い距離感を保ちつつ、攻撃時には前後関係でボール保持を担い、そこに右サイドハーフ起用のMF脇坂泰斗も絡んでいくことで、安定した試合運びを実現させている。
この日は前半早々に先制点を奪われる嫌な展開となったが、それ以降は相手のスペースに顔を出し続ける山本を河原が後方から支える形で、町田のプレッシングを無力化。セカンドボール対応でも上回って町田の得意な展開に持ち込ませず、試合の主導権を握り続けることに成功していた。
その結果の4-1大勝。河原は「いろんな形で自分がちょっと(後方に)落ち目になったり、悠樹が落ちたり、ヤスくん(脇坂)が真ん中に入ってきたり、動きながらいろんなことを模索しながらやっていた。その中で相手のプレスも剥がして、剥がした後にゴール前まで行けていたのが良かった」と手応えを語った。
在籍7年目でチームの顔となっている脇坂とは対照的に、山本は今季からの加入でポジションを掴んだばかりで、河原に至っては今夏の加入と共にプレーする時間は長くないが、この“急造トリオ”の連係は抜群。河原自身も「みんなでポジショニングを見ながらやっていて、それがうまくいっている」と実感しているようだ。
もっとも、河原は自身の役目については謙虚に語る。「2人が上手いんで僕はそこに合わせるだけ。そっちのほうが2人の良さも出ると思うし、自分は(シーズン)途中から入ってきたので2人がやりたいことに対して合わせたほうがうまくいくのかなと思う。自分は2人に任せてって感じです」
とはいえそうした役割を果たしながら、精密なサイドチェンジや機を見たミドルシュート、意表を突いた攻撃参加など個が際立つ場面を連発しているのも印象的。J3の熊本で始まったプロキャリア5年目、職人肌の26歳がJ1屈指のビッグクラブでも確固たる地位を築こうとしている。
(取材・文 竹内達也)
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