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中央学院の新たな名手、10番MF手塚柑汰がスルーパスで1アシスト。ドリブル、左足、アイディアを駆使して激戦区・千葉を勝ち抜く

ゲキサカ / 2024年10月6日 7時0分

 高校進学時には全国大会上位の強豪校からの誘いも受けたが、「やっぱ監督の考え方が。勝ちももちろん重要視してるんですけど、自分のことを成長させてくれるというところはやっぱ凄くいいなと。ここだったら自分成長させてくれる」と個人技・個人戦術の向上にこだわる中央学院への進学を決断した。

 1年時には千葉県選抜の一員として国体に出場。中央学院で攻撃力を磨き、児玉ら歴代の中心選手同様、プロを目指して東海学園大へ進学することを決めている。そのMFは来週から選手権予選に挑戦。23年U-17日本代表MF高橋旺良(現東海学園大)らを擁した昨年は初戦敗退に終わっており、その悔しさもぶつける大会となる。

「選手権はまず個人としてもまだ今年はベスト8以上行けてないんで、そこ以上を目指して、全国行けるように。個人としては、(千葉には)強いところがいっぱいあるんですけど、その中で自分のプレー出して結果を残せるようにしたい。監督とか色々な人に恩返しするためにも、結果で勝たせたい。もっともっとやっていきたい」。目標とする選手は同じ左利きのMFフィル・フォーデン、MFベルナルド・シウバ、MFマルティン・ウーデゴーア……。中央学院の注目10番がそのドリブルと左足、アイディアを駆使して選手権で輝く。

(取材・文 吉田太郎)

●第103回全国高校サッカー選手権特集

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