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久保建英がA・マドリーを個人技で圧倒!! 復調途上のソシエダ、新加入MFのスーパーゴールで勝ち点1獲得

ゲキサカ / 2024年10月7日 5時54分

MF久保建英がDFハビ・ガランを振り切る

[10.6 ラ・リーガ第9節 ソシエダ 1-1 A・マドリー]

 ラ・リーガは6日、第9節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがアトレティコ・マドリーと1-1で引き分けた。4-3-3の右ウイングで先発出場した久保は個人技で打開する場面を多く作り、2試合連続のゴールとはならなかったものの終始存在感を発揮。チームは終盤の劇的なゴールで追いつき、不調の中でも勢いが出る勝ち点1獲得となった。

 9月28日のラ・リーガ前節バレンシア戦(○3-0)で今季2点目を決めたものの、今月3日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)アンデルレヒト戦(●1-2)では先発を外れ、負荷軽減のため後半45分間のプレーにとどまっていた久保。この日は今季4勝4分と無敗のA・マドリーをホームに迎えた中、公式戦2試合ぶりに先発に戻ってきた。

 ところが前半開始早々、A・マドリーに先制点を奪われた。相手のキックオフからセカンドボールを次々に拾われ、ボールを回されると、DFハビ・ガランの浮き球スルーパスに反応したFWアントワーヌ・グリーズマンのヒールパスからFWフリアン・アルバレスが左足一閃。グラウンダーのシュートをGKアレックス・レミロが触れられず、ゴールに入った。

 その後もA・マドリーが主導権を握ったが、ソシエダも久保の右サイドからなんとか応戦。久保には昨季ローン移籍でソシエダでプレーしていたハビ・ガランをはじめ、DFクレマン・ラングレ、DFホセ・マリア・ヒメネスが次々に寄せてきたが、巧みなフェイントを駆使しながらいなしていった。

 それでも味方の連動が足りず、大半の時間帯では孤軍奮闘状態。前半42分にようやく自身でハビ・ガランとラングレをかわし、ペナルティエリア内でカットインシュートを放ったが、これはGKヤン・オブラクにニアのコースを埋められ、得点には至らなかった。

 すると後半は昨季の前回対戦と同様、グリーズマンが自陣まで下がって久保を追う場面が増え、マッチアップがより厳しい状況に。チーム全体の攻撃はMFブライス・メンデスやMFアンデル・バレネチェアの投入によって徐々に活性化し、それに合わせて久保も切れ味を見せるが、なかなか決定機には至らない。

 それでもこの日の久保は終盤に入っても迫力が落ちず、後半35分にはハビ・ガランに引っ張られながらも強引にボールを縦に運び、ファウルを受けてイエローカードを誘発。その際に足を踏まれていったん治療を受けたが、無事にプレー続行となった。

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