浦和Lに被シュート56本、17失点完敗…インドクラブ会長が女子ACLの「極めて壊滅的な敗戦」で声明
ゲキサカ / 2024年10月8日 15時58分
オディシャ(インド女子)は7日、AFC女子チャンピオンズリーグ(女子ACL)の初戦で三菱重工浦和レッズレディースに0-17で完敗したことを受けてラジ・アスウェル会長の声明を発表した。「極めて壊滅的な敗戦から教訓を得て、より強くなって戻ってくる」と残るグループリーグ2試合への意気込みを伝えている。
オディシャは6日の女子ACL初戦で、昨季WEリーグ王者で女子ACLプレ大会覇者の浦和Lと対戦。浦和Lが力の差を見せつけて前半終了時点で8-0とすると、最終的には17点差がついた。シュート数も浦和が56本と攻め立てた一方、オディシャはわずか1本に終わった。
屈辱的な敗戦から一夜、クラブのアスウェル会長は「昨日の敗れ方を考えるとこれを記すのは簡単ではない」とショックを示し、「理想的なスタートとは正反対だ」と結果を見つめた。また「サッカーの質の差は誰にとっても明らかだった。日本は性別や年代を問わず、サッカーの発展の基礎となる構造を持っている」と綴り、浦和Lや日本サッカー界との差を認めた。
その上で「勇敢な私たちの若い女子選手を見て学ぶことは、最後まで一人も諦めなかったことだ」とし、「技術的にはるかに優れた相手に90分間立ち向かうには相当の勇気が必要だ」と選手たちの姿勢を称えた。続けて「チームを強化するために必要な外国人選手を獲得できなかったことは、私たちが全面的に責任を負う。過去にも問題があり今季は繰り返さないようにしたが、この失敗を謝罪する」と伝え、会長としての立場からファンに謝罪した。
もっともGLは残り2試合を控えており、3位でも決勝トーナメントに進出する可能性があるレギュレーションのためここからが正念場。アスウェル会長は「クリスピン監督を心から支え、この極めて壊滅的な敗戦から教訓を得て、より強くなって戻ってくること、そして今大会でより良い思い出を作ることを目指す」と巻き返しを誓い、「この挫折がチームの将来を決めるものではない。私たちはインドでの女子サッカーの発展のための役目を続けていく」と力を込めた。
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