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[MOM4857]横浜FCユースDF佃颯太(2年)_思い描くイメージは「ハマのネイマール」!次世代型左サイドバックが1G1Aで勝利の主役を鮮やかにさらう!

ゲキサカ / 2024年10月8日 19時33分

 強く意識している選手は、今回も代表で一緒だったインターハイ王者のレフティだという。「山口豪太(昌平高)とは対戦する時はマッチアップして、代表では右で一緒に組んだんですけど、常にライバル視していますね。知り合ったのは中3か高1だったんですけど、そこからは連絡も取っていますし、紅白戦で相手になった時もお互いに『絶対やらせないよ』という気持ちでやりました。あっちもアイツだけには負けないと思っているはずですし、僕も絶対アイツだけには負けたくないです(笑)」。同年代のライバルと切磋琢磨しながら、さらなる成長を誓っている。



 首位を快走しているプレミアリーグも残りは5試合。いよいよ優勝を意識せざるを得ないフェーズに入っていく中でも、和田拓三監督を筆頭にチームはとにかく落ち着いている。そのメンタルは佃も同様だ。

「凄く難しい試合がほとんどなんですけど、そこを勝ち切れているというのが自分たちの強みで、守備の粘り強さだったり、前線が決めるところで決めるところだったり、チームとして戦うというところが自分たちの一番の特徴なので、そこは今継続してやれているところかなと思います」。

「でも、これから対戦するのはまだまだ強い相手ばかりなので、そこは気を抜かずにいきたいですし、自分はあと5ゴール5アシストぐらいを目標にしてやっているので、それも狙いつつ、ビルドアップや攻撃に関わるところをやっていくことは変わらないので、チームとしてこのまま継続してやっていけば、本当に優勝を狙えるんじゃないかと思います」。

 積み重ねてきた努力の先で、根拠のある自信を纏ってきた、クレバーでアグレッシブな左サイドバック。思い描く理想像は『ハマのネイマール』。佃颯太は攻守に発揮する高水準のクオリティで、悲願のタイトルを狙う横浜FCユースを、サイドから逞しく牽引し続ける。



(取材・文 土屋雅史)
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