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過去3戦全敗の敵地サウジ戦…“3バックの要”谷口彰悟「このチームは違うぞというところを見せたい」

ゲキサカ / 2024年10月9日 5時54分

DF谷口彰悟(シントトロイデン)

 日本代表で採用が続く3-4-2-1の新システムで守備の要を担うDF谷口彰悟(シントトロイデン)が8日の合流初日の練習後、報道陣の取材に応じ、2日後に迫ってきた北中米W杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(10日・ジッダ)に向けての意気込みを口にした。

 最終予選C組で1勝1分のサウジアラビアとの対戦は、2連勝中の日本が首位を守るための大一番。谷口は「かなり厳しい戦いになる覚悟を持ってここに来ている。準備期間も長くないけど、できることをみんなでしっかり合わせて、アウェーの地でなんとか勝ち点3を取れるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 敵地ジッダでのサウジアラビア戦は、日本代表にとって過去3戦全敗の鬼門。2021年のカタールW杯最終予選でも0-1で敗れ、窮地に追い込まれたことも記憶に新しい。それでも谷口は「なかなか勝てていないということだけど、ただこのチームではそれを塗り替える、このチームは違うぞというところをしっかりプレーと結果で見せたい」と決意を示した。

 谷口を含めた欧州組にとって、夜でも気温30度を上回る10月のサウジアラビアでの試合は気候への適応も試される舞台。かつて中東のカタールでプレーしていた谷口にとっても、決して簡単な取り組みではない。それでも、3バックの中央を締める“守備の要”としてゲームコントロール面で違いを見せていく構えだ。

「自分たちのボールの動かし方、狙いとしている部分はサウジの地でもできる自信はある。ボールをどんどん動かして相手を走らせることによって、相手を疲弊させるのは積極的にやっていきたいし、それができるとおのずと自分たちのゲームになると思う」

 21年の対戦ではボール保持に舵を切る意識の結果、バックパスのミスから失点したが、「ミスをした後にボールを回収する作業とか、その辺の守備もしっかり合わせていかないと」とその点にも警戒も怠らず、谷口は「そこでズレが生まれるとこの気候もあるし、連続性が厳しくなってくることもあると思うので、コミュニケーションは大きな鍵になる」と展望する。

 そんなコミュニケーションを円滑に進める上でも、6万人収容の会場を包み込むであろう完全アウェーのムードに適応することは不可欠だ。「まずは事前にしっかりと自分たちの狙いを合わせておくこと。そして実際にゲームが始まってから近い距離でもいいし、とにかくみんなで声を合わせながら、目を合わせながらしっかりやっていかないといけない。会場の雰囲気にも飲まれないように、自分たちが自信を持ってゲームに入れるように準備していきたい」。最終ラインに君臨する33歳はさまざまな観点から大一番への準備を進めているようだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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