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[MOM990]流通経済大GKデューフエマニエル凛太朗(2年)_目立ちたがり屋のプロ注目大型GK

ゲキサカ / 2024年10月9日 19時5分

GKデューフエマニエル凛太朗(2年=流通経済大柏高)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.6 関東大学L1部第16節 駒澤大1-2流通経済大 駒澤大学玉川キャンパス]

 立ち上がりから好セーブをみせてチームを盛り立てた。前半9分に駒澤大はスローインをヘディングで繋いで決定機を作るが、FW鈴木心月(4年=三浦学苑高)の反転シュートを、流通経済大の守護神、GKデューフエマニエル凛太朗(2年=流通経済大柏高)が防いだ。

 2点をリードして迎えた後半アディショナルタイムに1点を返されたが、2試合ぶりとなる勝利に貢献。「自分たちは春に3冠を掲げたけど、リーグの優勝が厳しくなった中で、ラスト1冠のインカレしかない。そのインカレの出場権が8位以内(※)じゃないと取れない中で、先週(●0-4筑波大)負けてしまった。チームとして矢印を同じ方向に向けて戦えたのかなと思います」。混戦の中で流経大は順位を一気に6位に上げた。

 今夏は大学に初めて怪我による長期離脱を経験した。昨年9月ごろから左ひざに違和感を持ちながらプレーしていたというが、今年6月の練習中にプレーできないほどの痛みに変わった。「もともと高3の時に右ひざを怪我して、そっちがよくなったと思ったら逆の膝が痛くなった。ずっとテーピングを巻きながらやっていたんですけど、病院に行ったら左膝蓋腱炎と診断されました」。

 離脱期間は約3か月。「自分に足りない部分の筋トレを多めにやった。あと外から見るチームは、中にいるときと見方が違うので、自分と向き合えた期間でもあったかなと思います」。総理大臣杯の初戦となった中京大戦で復帰。残念ながら初戦敗退となったが、リーグ再開試合の9月21日の桐蔭横浜大戦は無失点で抑えて勝利に貢献した。

 東京都世田谷区出身。セネガル人の父と日本人の母の間に生まれ、小学6年生のときにはすでに170cmに迫る体格があったという。バスケットボールに誘われることもあったが、本人はサッカー一筋。小学生までは主にFWとしてプレーしたが、世田谷区立船橋希望中に進学して本格的にGKに取り組んだ。

「でも中学校にはキーパーコーチがいないので、飛ぶ練習とかもしたことがなかった。(流経柏も)たまたまセレクションを受けることができて、あまりいいプレーができなかったけど、今の監督のエノさん(榎本雅大監督)が面白い選手がいるぞとキーパーコーチに言ってくれて。ちょうど一枠あったのでという感じで進学が決まりました」

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