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“鬼門”ジッダ会場は気温以上の蒸し暑さ…森保J、27人全員揃って前日公式練習

ゲキサカ / 2024年10月10日 2時26分

27人全員でトレーニングを行った日本代表

 日本代表は9日、北中米ワールドカップアジア最終予選サウジアラビア戦の前日練習を試合会場のキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムで行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、27人全員がランニングやボール回しなどのウォーミングアップメニューをこなした。

 日本代表にとっては試合会場での初練習。全方位3階層のスタンドで構成される収容6万人の大型スタジアムは風が通りにくい形状で、30度(午後6時30分の練習開始時点)という気温以上に厳しい蒸し暑さに包まれた。10日の試合には満員6万人のファン・サポーターの来場が見込まれているため、現地時間午後9時(日本時間午前3時)のキックオフでも激しい熱気が予想される。

 日本代表はジッダでのアウェーゲームで過去3戦全敗。今回と同じキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムは17年9月5日のロシアW杯最終予選、21年10月7日のカタールW杯最終予選で使われ、いずれも0-1で敗れている。

 森保監督は前日会見で「明日の試合は力のあるサウジアラビアとの対戦。そして我々にとってはアウェーの戦いの中で、厳しい戦いを覚悟して、個々のコンディションとしてもチームのコンディションとしても最善の準備をしていきたい。粘り強く戦うことと、我々も厳しい戦いの中で勝利を目指してアグレッシブにチャレンジしたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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