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ソシエダ不調もレアル&バルサ超え14人が代表入り…久保建英が日本代表で背負う責任「お金を払っているのはクラブなので」

ゲキサカ / 2024年10月10日 4時18分

日本代表のMF久保建英(ソシエダ)

 日本代表のMF久保建英(ソシエダ)が9日、北中米ワールドカップアジア最終予選・サウジアラビア戦の前日練習後、報道陣の取材に応じた。所属先のソシエダは現在、ラ・リーガで15位と苦しい戦いが続いているが、今回の国際Aマッチウィークでは久保を含めた14選手が各国代表に選出。中断期間中に十分なトレーニングを積めないとして、現地で懸念の声が挙がっている。

 ソシエダからA代表に招集されているのは久保の他、スペイン代表のFWミケル・オヤルサバル、MFマルティン・スビメンディ、GKアレックス・レミロ、MFセルヒオ・ゴメス、クロアチア代表のMFルカ・スチッチ、アイスランド代表のFWオーリ・オスカールソン、モロッコ代表のDFナイフ・アゲルド、スリナム代表のFWシェラルド・ベッカー、ベネズエラ代表のDFジョン・アランブルの10人。またMFベニャト・トゥリエンテス、DFハビ・ロペス、GKアイトール・フラガがU-21スペイン代表、DFジョン・マルティンがU-19スペイン代表に選出されており、チームを離れる選手は14人に上る。

 現地メディアによると、今回の国際Aマッチウィーク中に14人の代表選手を輩出しているのはレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーなどの名門クラブを上回って最多。ラ・リーガで苦戦を強いられている立場を考えると異例の活況と言えるが、貴重な中断期間をチームの立て直しに使えないというデメリットがある。

 久保もそうした現状について「監督はポジティブに捉えているけど、ファン・サポーターの人はポジティブに捉えているかと言ったらそうでもない。『チームとして結果が出ていない中で代表に言っちゃうのかよ』という声は多々目にしている」と客観的に指摘。代表チームの合流自体には前向きだからこそ、責任感を持って戦っていくつもりだ。

「僕らはチームに帰った時に『代表に行ったからといってパフォーマンスが落ちないよ』というのを証明する必要があるなと改めて思う。14人というほぼ練習できない状態で、(選手に)お金を払っているのはクラブなので、僕たちはクラブで活躍する義務があると思う。代表戦に選ばれたからといってそれを言い訳にせず、チームに帰った時にいいパフォーマンスができるように僕含めてみんなでしていきたいねと話しています」

 日本代表にとって、この10月シリーズはサウジアラビア、オーストラリアとの強豪と戦う大きな山場。「前回の2チーム(中国、バーレーン)とはレベルが違うと思う。あまり結果が出ていないところもあるけど、特にオーストラリアは。それでもいいチームなのは間違いないので2試合とも良い試合になると思う」。クラブの命運を背負う責任も胸に留めつつ、重要な2試合を戦っていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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