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またもグリーズマンの警戒受けた久保建英「彼は守備上手いんでね」「僕も参考になります」

ゲキサカ / 2024年10月10日 4時41分

日本代表のMF久保建英(ソシエダ)

 日本代表のMF久保建英(ソシエダ)が9日、北中米ワールドカップアジア最終予選・サウジアラビア戦の前日練習後、報道陣の取材に応じた。6日に行われたラ・リーガ前節のアトレティコ・マドリー戦では個人技で存在感を発揮しており、「僕自身のコンディションは一番いいんじゃないですかね。めちゃくちゃ調子はいいです」と好調をアピールした。

 久保は今季、ソシエダが15位と不調に苦しむ中でもチーム最多タイの2ゴールを記録。またゴールを決めた2試合とも勝利に導く活躍を見せている。また開幕当初と比較し、個人技で相手を剥がす場面も増え、前々節のバレンシア戦では先制ゴールを決めると、前節のA・マドリー戦ではゴールやアシストはなかったものの強豪の守備陣を圧倒する姿を見せていた。

 A・マドリー戦で際立っていたのは昨季、期限付き移籍でソシエダに所属していたDFハビ・ガランとのマッチアップ。ほとんどのドリブル突破を成功させ、イエローカードを誘発するなど、「お互い練習でよくマッチアップした仲なのでお互い分かっていたけど、思ったより彼が飛び込んできてくれたので僕としてはやりやすかった」という言葉どおりのパフォーマンスを見せた。

 一方、後半には前線起用のFWアントワーヌ・グリーズマンが久保の突破時にのみ懸命なプレスバックを見せていたが、この警戒っぷりは昨季の最終節でも見られたもの。フランス代表で137試合44得点という偉大な実績を残し、先日引退発表したばかりの33歳の献身性には久保も大きな刺激を受けていたようだ。

「彼は守備上手いんでね。みんなあまり注目しないけど、やられて嫌なことは分かってるんで。先に身体を入れたりとか、足が速い選手ではないので、彼なりの守備の仕方は僕も参考になります」(久保)

 同じ左利きの小柄な名手で、奇しくもソシエダでキャリアを過ごしたこともあるライバル。「どちらかというと僕はなんでもできる選手になりたいので、彼みたいなプレースタイルも取り入れていきたいけど、例えば縦にブチ抜くのは彼にないものだと思うので、そういうところも取り入れてって感じですね」。久保は少なからず刺激を受けつつも、ゆくゆくは超えていくという気概を見せた。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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