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C・グッドウィンが1G1A! オーストラリアは中国に3発逆転でポポビッチ新監督の初陣を勝利で飾る

ゲキサカ / 2024年10月10日 20時11分

“ヒーロー”となったFWクレイグ・グッドウィン

[10.10 W杯最終予選 オーストラリア 3-1 中国 アデレード]

 オーストラリア代表は10日、北中米ワールドカップアジア最終予選のグループリーグ第3節で中国代表と対戦し、3-1で勝利した。

 日本代表と同じグループCを戦う両チーム。W杯5大会連続出場中のオーストラリアは、ここまで1分1敗の勝ち点1で5位に沈む。この危機的状況を受け、9月にはグラハム・アーノルド監督が辞任。オーストラリアサッカー協会は現役時代にサンフレッチェ広島などでプレーしたトニー・ポポビッチ氏を新指揮官として招へいした。

 対する中国は9月シリーズで2連敗を喫して最下位。同試合に向けて敵地に乗り込んだ際、たまたま居合わせた一般の中国人に、どこの学校で何のスポーツをしにオーストラリアに来たのかを質問されるという屈辱を味わい、見返す一戦にしたい。

 先にスコアを動かしたのはそのアウェーチームだった。中国は前半20分、GKワン・ダーレイから前線にボールが入ると、FWジャン・ユイニンが頭で流してMFシェ・ウェンノンがペナルティエリア内に侵入。相手に寄せられながらもゴール右に流し込んだ。

 1点ビハインドのオーストラリアだが、前半のうちに試合を振り出しに戻す。同アディショナルタイム2分、敵陣左サイドの高い位置でフリーキックを得ると、FWクレイグ・グッドウィンが左足で入れたボールにMFルイス・ミラーがヘディング弾。うまく合わせてゴールに叩き込んだ。

 試合は1-1のまま前半を折り返すと、後半の入りにオーストラリアが逆転ゴールを挙げた。同8分、自陣深い位置から繋いでボールを前進させると、敵陣真ん中でパスを受けたグッドウィンが少し運んで左足を振る。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。

 その後は一進一退の攻防となった。両チームともに交代枠を使いながら次のゴールを目指すと、終盤にかけて攻撃の手を強めたオーストラリアが途中出場の初招集FWニシャン・ベルピライのゴールで中国を突き放す。

 試合は3-1のままタイムアップを迎えた。初白星を飾ったオーストラリアは次節、15日に敵地へ乗り込み日本と激突。中国は同日に初勝利を目指し、インドネシアをホームに迎える。
●北中米W杯アジア最終予選特集

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