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英2部では片道11時間バス移動も経験…チャーター機など“代表待遇”に感謝のFW大橋祐紀「チャンスは何回もあるわけじゃない」

ゲキサカ / 2024年10月12日 22時34分

日本代表のFW大橋祐紀(ブラックバーン)

 北中米W杯アジア最終予選・オーストラリア戦(15日・埼玉)に向けて再始動した日本代表のFW大橋祐紀(ブラックバーン)が12日の練習後、報道陣の取材に応じ、「一日一日が貴重な時間で大事にしたいし、毎日全力でやるだけ」と現在の心境を口にした。

 今回の活動でA代表初招集を果たした大橋は10日、サウジアラビア戦で初のベンチ入り。出場機会はなく、A代表デビューこそならなかったが、「初めてスタジアムに入って、サウジアラビアの雰囲気はすごく特殊だったと思うし、5万6千人が入った本当のアウェーの中で選手たちがブレないで勝ち切ったのはすごいこと。自分もそこに入った時のイメージをしながら準備していた」と大きな刺激を受けていた。

 サウジアラビア戦では先発のFW上田綺世が持ち味を随所に発揮しながらチームを助け、途中出場のFW小川航基は短い時間で追加点を記録。彼らの活躍にも大きな敬意を示しつつ、自身の成長の糧にしようとしている。

「綺世、航基という素晴らしい選手がいて、自分にはない特徴もあるし、強さ、相手との駆け引きはもっと向上していきたい要素。そういった部分を見ながら、話しながら、自分に足りないものを考えながらというのが自分にとって大きな時間になっている」

 また今回はサウジアラビアから日本への移動で、初のチャーター機移動も経験。今夏移籍したEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーンではバス移動が通例で、前節プリマス戦では北部のブラックバーンから最南端プリマスまで片道11時間の過酷な移動があったといい、この日は地元・千葉県の練習施設JFA夢フィールドに初めて足を踏み入れたことにも触れながら「多くの人に支えられてプレーできている」と深い感謝を口にしていた。

 もっとも、こうした機会を「良い経験」で終わらせるつもりはない。「チャンスは何回もあるわけじゃないのでそこを掴み取るのが大事だと思うし、いまの代表選手はヨーロッパでもずっと活躍し続けて、結果を残し続けている。自分はまだ行って2か月ちょっと。ちゃんと結果を残し続けられる選手になりたいと思っているので、自分に巡ってきたチャンスを活かせるように頑張りたい」。まずは15日のオーストラリア戦で出場機会を得るため、そして結果を出すため、日々の準備を続けていくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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