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新潟が初のルヴァン杯決勝進出!! 東洋大DF稲村隼翔が完封に貢献、“等々力劇場”許さず2戦合計6-1で川崎F撃破

ゲキサカ / 2024年10月13日 17時20分

新潟が決勝進出

[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 川崎F 0-2 新潟 U等々力]

 ルヴァンカップは13日に準決勝第2戦を開催し、アルビレックス新潟が初の決勝進出を果たした。川崎フロンターレを相手に第1戦で4-1と先勝すると、第2戦は2-0で勝利。川崎Fはホームで大逆転を狙うも4強で姿を消した。

 新潟は3点のアドバンテージを持ちながらも積極的にゴールを狙う。前半16分にはMFダニーロ・ゴメスがペナルティエリア内に差し込んだボールをFW長谷川元希がダイレクトでシュート。これはGKチョン・ソンリョンに右足でセーブされた。それでも同31分、MF宮本英治が敵陣でボールを拾うと長谷川のスルーパスから最後はMF小見洋太がゴールに流し込んだ。これで2戦合計5-1となり、新潟が4点差までリードを広げた。

 川崎Fは前半42分、FWエリソンがペナルティエリア内にこぼれたボールをボレーで合わせるが枠を捉えられない。DF稲村隼翔とDF橋本健人の積極的な縦パスにも苦しみ、第1戦に続いて新潟にリードを許してハーフタイムに突入した。鬼木達監督は後半からMF橘田健人を投入して奇跡の逆転を狙った。

 新潟は後半8分、FKの流れから特別指定で来季加入内定の稲村が左足ボレー。これはGKに阻まれたものの、東洋大4年生が第1戦に続いて存在感を示した。同15分にはGK阿部航斗のフィードからFW長倉幹樹と小見が立て続けにシュートを打つもソンリョンのセーブに遭った。

 なおも新潟は後半21分、D・ゴメスのラストパスを受けた長谷川がPA内でシュートを打つも、ここもソンリョンに阻まれた。長谷川はこのこぼれ球を拾って小見にパス。小見はカットインして右足を振ったが、相手に阻まれて追加点とはならなかった。

 すると川崎Fに決定機。後半23分、MF河原創のスルーパスでFW遠野大弥が抜け出してシュートを打つも、枠の右に外れた。同26分にはFW小林悠が胸トラップから左足を振ったが、これも枠の右へ。同33分にも小林がボレーシュートを放つも今度は枠の左に外れた。

 川崎Fがゴールを決められずにいると、新潟は後半44分にFW太田修介がループシュートでダメ押しゴール。川崎Fを相手に2連勝で決勝進出を果たした。
●ルヴァン杯2024特集

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