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豪州戦へ活気戻った久保建英、サウジ戦は終盤のみ出場も「欲を出すこともないかなと」

ゲキサカ / 2024年10月13日 20時56分

日本代表MF久保建英(ソシエダ)

 日本代表MF久保建英(ソシエダ)が北中米W杯アジア最終予選第4戦・オーストラリア戦(15日・埼玉)を2日後に控えた13日、報道陣の取材に応じ、自身のコンディションについて「問題ないです」と笑顔で答えた。

 久保は今月10日に敵地ジッダで行われたサウジアラビア戦(○2-0)に後半43分から出場したが、試合前やハーフタイムのウォーミングアップを早めに切り上げ、途中出場直前にもピッチ脇で疲労を感じる表情でフィールドイン。6日のラ・リーガ前節アトレティコ・マドリー戦からの連戦とあり、コンディション面が懸念されていた。

 もっとも、12日の帰国後初回のトレーニングではウォーミングアップから活気が戻り、7対7のミニゲームでも切れ味鋭い突破やゴールを連発。この日の練習後の取材対応では「元気ですか?」と問いかけた報道陣に「アントニオ猪木みたいな(笑)」と突っ込む余裕も見せ、「元気です。問題ないです」と万全を強調した。

 10日のサウジアラビア戦は2-0で迎えた後半43分からの出場とあり、失点リスクを避けたプレーを意識していたという。

「どちらかというと多分前の人が疲れていたからで、僕たちが何かしろってわけじゃなかったと思うので、なんとか点を取られないように頑張ろうなって話は敬斗としてましたね」

 同時投入されたMF中村敬斗との会話も明かした久保は「前目の選手とはいえども、点を取りに行く交代カードじゃないので。点を取られなかったらあのままで良かったので、欲を出すこともないかなという感じでした」と振り返った。

 なお、久保は前回カタールW杯最終予選のサウジアラビア戦は負傷のため招集外だったため、過去3戦全敗に終わっていたアウェーゲームは今回が初の経験。ただ、試合前に過去全敗のデータについて「勝ったからと言って、そんなちっぽけなことを見ている選手はいないと思う」と話していたように、ビッグマッチゆえの特別感はなかったという。

「みんなそんなに気負っている様子もなかったし、これまでの代表のビッグマッチとはみんなの捉え方も変わっているのかもしれないですね」

 いまの日本代表は多くの選手がUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを経験し、日常的にビッグマッチを戦っている状況。ラ・リーガで着実に試合数を伸ばしている久保でさえ、先発が確約されていないというポジション争いが繰り広げられており、「完全アウェー」にも気負いはないようだ。

 その姿勢はもう一つの大一番である、次の試合でも変わらない。オーストラリアは新監督の下で3-4-2-1の新布陣を導入し、ミラーゲームが予想されるが、久保は「ミラーゲームになったらチーム戦術の質と個人の質の2つで差が開いてくる。ある意味、個人のテストであり、チームの完成度のテストにもなるのかなと思っている」とぶつかり合いを歓迎。「勝ち点5開いているし、サウジアラビア戦の前も言ったけど、焦る相手がいるとしたら向こう。僕らが気負う必要はない」と自信を胸に強豪連破に向かうつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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