無失点3連勝に攻撃的3バックへの手応え深める谷口彰悟「アグレッシブな3枚、5枚という守り方ができている」
ゲキサカ / 2024年10月13日 21時51分
攻撃陣も含めたチーム全体の守備意識の高さが、無失点での開幕3連勝につながっている。W杯アジア最終予選に入って3バックの中央で3試合連続フル出場を続ける日本代表DF谷口彰悟(シントトロイデン)は「前がハードワークしてくれるからこそ、後ろは余裕を持って対応できるし、最後の最後にゴール前で力を発揮できる」とチームメイトに感謝する。
6月から取り組む攻撃的3バックにおいてMF堂安律やMF三笘薫といったウイングバックの選手も守備で高い貢献度を見せている。そうした攻撃陣のハードワークについて谷口は「それがこのチームの基準。それをやらないと、ここにはいられないし、代わりはいくらでもいる。競争力が高いから、自ずと基準も上がっていく」と指摘。チーム内の競争が好循環を生んでいる。
アジア杯で苦しめられた相手のロングボールにも粘り強く対応。「(プレッシャーの)行き方はよりチーム内で合わせるというところでは、より詰めるようになった。どの位置から行くのか。間延びした状態だと、競ってもセカンドボールを拾われる。行くところと行かないところをハッキリしながら、とにかくコンパクトにさえできていれば、相手にこぼれても、次の選手、次の選手がプレッシャーをかけられる」と、チームとしての成長を口にした。
カタールW杯でも併用した3バックだが、当時とは戦い方もコンセプトも大きく異なる。「カタールのときは、後ろにどっしり構えてというやり方をしていた。今は攻撃的な守備をやっている」。そう違いを語る谷口は「ブロックを組んで終わりじゃない。そこから出して、スライドしてというのができているから、よりアグレッシブな3枚、5枚という守り方ができている。そこは自分たちがカタールW杯で感じたことだったり、精度を上げたいところの一つだった。そういう意味では成長していると思う」と胸を張る。
2年後の北中米W杯を見据えたとき、その攻撃的3バックがサウジアラビアやオーストラリアといったアジアの強豪国に通用するのかどうかも大きなポイントだった。「前回のサウジアラビアとか今回のオーストラリアとか、より強度が上がってくる中で、もっと違いを見せられるようになれば、自ずと結果も付いてくると思う。そういう意味では次の試合も楽しみだし、レベルの高い相手とやって、しっかり差を付けたい」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
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