三笘薫「もっとやらないとベンチにいるメンバーにも失礼」左WB→シャドー起用も言い訳せず

[10.15 W杯最終予選 日本 1-1 オーストラリア 埼玉]

　今大会初めて追いかける展開となった日本代表は、左ウイングバックで先発していたMF三笘薫をシャドーに移動させるなど攻撃の圧力を強めていく。すると後半21分、交代で入っていたMF中村敬斗の突破からオウンゴールを誘発して同点に追いついた。

　ただ試合はこのまま1-1のドロー。連勝は3でストップして、勝ち点1を獲得するにとどまった。三笘も「ホームで勝ち点3を取らないといけなかった。失点してから勝ち点1が取れたことはポジティブですけど、勝ちたかった」と唇を噛む。

　またポジションについても「前回の試合でもやったけど、受ける位置やもらう位置で難しいところがあった。ここでもいいプレーをしないと、ベンチにいるメンバーにも失礼。もっとやらないといけない」と表情を引き締めた。

　次の代表活動は今年度最後の活動となる11月のアウェー2連戦。11月15日のインドネシア、同19日の中国戦になる。「各自でチームに戻って頑張りたい」と話した三笘は、「アウェー2連戦は厳しいと思うけど、しっかりと勝ちきりたい。2試合で決めれるところまで持っていきたい」と力を込めた。
●北中米W杯アジア最終予選特集