今予選初失点も崩れなかった…板倉滉「攻撃陣が点を取ってくれる」「次に繋がる勝ち点1」

DF板倉滉

[10.15 W杯最終予選 日本 1-1 オーストラリア 埼玉]

　今予選初の失点を喫した日本代表だが、選手たちに焦りはなかった。「1失点でとどめておけば、攻撃陣が点を取ってくれる」。DF板倉滉(ボルシアMG)は「想定通りのタフなゲーム」と苦戦を認めつつ、「次に繋がる勝ち点1だと思う」と振り返った。

　日本は後半13分、左サイドから相手の攻撃を受けると、クロスボールをDF谷口彰悟(シントトロイデン)がクリアしようとしたが勢いで負け、コースが変わる形で先制点を献上。オウンゴールでの初失点となったが、チームが崩れることはなかった。

「今日もゼロで終わろうという話はしていたが、イレギュラーでこういった失点というのは絶対にある。その中で、試合前から失点しても、そこで焦れずに1失点で留めておけば、攻撃陣が点を取ってくれると信じていた」

　日本は後半31分、MF中村敬斗(スタッド・ランス)が左サイドから仕掛けてゴール前にボールを通すと、こちらも相手のクリアがそのままネットを揺らして同点。1-1の引き分けに持ち込んだ。

　板倉は「今まで無失点で来ていたからこそ難しいシチュエーションではあった」としつつ、「崩れずに、そこからまずは同点というところにみんながフォーカスしてできていた」と自信に。その中で奪った「この勝ち点1は本当にポジティブ」とかみ締めた。
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