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なでしこJ佐々木則夫監督代行が若手選手と初招集・浦和DF遠藤優に期待「日本の宝」「かなり評価している」

ゲキサカ / 2024年10月18日 17時11分

佐々木則夫女子委員長

「ベテランと中堅、若手をミックスして編成した。次のサイクルに繋がる意義ある戦いにしてほしい」。日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長が日本女子代表(なでしこジャパン)の指揮官代行として、ハーモニーを生み出す。

 18日、国立競技場で26日に行われる韓国女子代表戦に向けて日本女子代表メンバーが発表された。佐々木女子委員長はDF熊谷紗希(ローマ)、MF長谷川唯(マンチェスター・C)らパリ五輪を戦ったメンバーを中心に23人を招集。4人が初選出となった。

 WEリーグで存在感を示してきたDF遠藤優(浦和)はU-17日本女子代表以来となる“日の丸”を背負う。佐々木女子委員長は、負傷離脱中のDF清水梨紗(マンチェスター・C)、過去に指導したDF近賀ゆかり(S広島R)にプレースタイルが重なるとし、「WEリーグ、アジアの大会の映像を見たが、攻守に渡って質の高さを表現していた」と招集理由を力説した。

「(サイドでの)アップダウンや運動量、動くタイミングが非常に素晴らしい。浦和でもゴールに絡むプレーをしている。守備のところのバランスを含め、かなり評価している」

 さらに、準優勝に終わったU-20女子W杯で活躍したU-20日本女子代表DF小山史乃観(ユールゴーデン)がメンバーに復帰し、同大会で頭角を現したGK大熊茜(I神戸)、FW土方麻椰(東京NB)、FW松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)が初のなでしこジャパン入り。佐々木女子委員長は「今後のなでしこジャパンにとって重要になる選手たちに成長してほしい」とし、若手選手たちに期待を込めた。

「彼女たち(土方、松窪ら)だけでなく、藤野、浜野、古賀、谷川など10人近い若い選手がいる。彼女たちは非常に質が高く、急成長してくれている。日本の宝だと思う。早くさまざまな経験をし、ベテランの選手がいる間にイズムを受け取ってほしい」

 その「なでしこイズム」の伝達の役割を熊谷に託す。「紗希は、いろいろな大会を通じて多くの経験をしている。ぜひ若手にイズムを伝えてもらいたい。言わなくても背中を見て若手がどう感じるかというところもあると思う」。佐々木女子委員長は「次のサイクルにおいても、彼女は自分の成長、ターゲットに向けて頑張りたいと話してくれた」と一試合限りの再共闘を楽しみにする。

 新監督が決まらないまま迎える韓国戦は「単純な親善試合なんかではなく、2027年のブラジルW杯、2028年のロサンゼルス五輪に向けての意義のある試合」。佐々木女子委員長は、さらに自身の“雪辱”を果たす一戦として気合いを入れた。

「実はアジアのチームと戦った中で、一番勝率が悪いのが韓国。3勝3敗2分くらいで、(勝率が)5割。私にとって非常に緊張する試合になるんじゃないかと思っているし、『これは負け越して人生終えれねえな』というところもある(笑)」

(取材・文 成田敏彬)

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