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鬼木監督退任決定の川崎Fは小林悠が意地の同点ゴール、G大阪と痛み分けドロー

ゲキサカ / 2024年10月18日 21時0分

試合に臨むFW山田新

[10.18 J1第34節 川崎F 1-1 G大阪 U等々力]

 J1リーグは18日に第34節を行った。川崎フロンターレとガンバ大阪の対戦は、1-1のドロー。G大阪が前半7分にMFウェルトンが先制点を挙げるも、川崎Fは後半36分に途中出場・FW小林悠が同点ゴールを決めた。

 川崎Fはルヴァンカップ決勝に勝ち進むことはできず、今季タイトル獲得の可能性は消滅した。鬼木達監督の今季限りの退任も発表されたなか、リーグ戦3連勝を目指す。DF高井幸大が負傷で離脱したため、DF丸山祐市が3月17日の第4節・鹿島アントラーズ戦以来、DF瀬川祐輔は6月22日の第19節・アルビレックス新潟戦以来の先発入りとなった。

 G大阪は前節・北海道コンサドーレ札幌戦でリーグ戦10試合ぶりの白星を手にした。終盤2得点で逆転勝利に導いたFW宇佐美貴史は今節もスタメン入り。また、今夏シントトロイデンから加入したFW林大地がベンチに入り、初めてメンバー入りを果たした。[両スタメン&布陣]

 試合序盤にスコアを動かしたのはG大阪。前半7分、中盤でボールを収めたMF鈴木徳真が右サイドに浮き球でスルーパスを出す。反応したDF半田陸が相手の守備陣の裏を取り、右サイドからクロス。ファーサイドで待ち構えたウェルトンがダイレクトで沈め、先制ゴールを挙げた。

 早々に追いかける展開となった川崎Fは前半20分、DFファン・ウェルメスケルケン・際のスルーパスをPA左で受けたFWマルシーニョが深い位置から折り返す。FW山田新がニアサイドに詰めるが、相手のマークを受けたことで打ち切れなかった。

 時間とともに雨足が強まるなか、G大阪はロングボールで追加点を狙う。MF坂本一彩のロングスルーパスからMF山下諒也が右サイドを猛ダッシュ。PA右からマイナス方向にパスが出ると、最後はPA手前から宇佐美が右足シュート。だが、GKチョン・ソンリョンの正面でセーブされた。

 G大阪は前半26分にアクシデント。もも裏を痛めたことでプレー続行不可能となり、DF岸本武流が入った。山下が左SHに移動し、岸本は右SHに立った。

 前半の終わり際は川崎Fが敵陣まで入り込んで波状攻撃を仕掛けた。だが、あと一歩ゴールまで遠く、そのまま前半を0-1で終えた。

 後半は川崎Fが前線からボールを狙いに行く一方、G大阪は冷静に試合を運んでいく。流れを変えたい川崎Fは後半21分に4枚替え。マルシーニョ、瀬川、FWエリソン、山田新が下がり、FW遠野大弥、MF山内日向汰、小林、MF家長昭博が出場した。小林と家長が2トップを組み、山内が左SHに、遠野が右SHに入る。橘田が右SBに移動した。G大阪も29分に宇佐美に代え、MF山田康太を入れた。

 川崎Fの交代選手たちが勢いをもたらす。後半37分、左サイドからファン・ウェルメスケルケンが最前線にロングキック。家長が胸トラップからPA左に強めのスルーパスを出すと、遠野がライン際で追いついてクロスを上げる。ゴール前の小林が高い打点からヘディングシュートを叩きつけ、4月28日の第10節以来となる今季2点目で1-1と同点に追いついた。

 G大阪は後半40分に3枚替え。MFダワン、山下、坂本に代え、MF美藤倫、MFファン・アラーノ、そして加入後初出場となる林がピッチに入った。

 残り時間でスコアは動かず、試合はそのまま1-1で引き分け。川崎Fは3連勝を果たせず、G大阪は2連勝とはならなかった。

(取材・文 石川祐介)
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